1987年スウェーデンで結成されたセリオンは、デス・メタルを出発点とし、徐々に正統派ヘヴィ・メタルへと進化。その後1998年通算6枚目となる『ヴォヴィン』より、更なる劇的進化を見せ、オペラ・コーラス隊、ストリングス・オーケストラを大々的に導入、シンフォニック・メタル・バンドとして変貌を遂げ、それ以降、クラッシックのフル・オーケストラと共演するなど、ヘヴィ・メタルの新たなる方向性として、壮大でドラマティックかつクラシカルなセリオン独自の世界観を提示。そして2007年に初めてラウドパークに参戦、待望の初来日公演を行い、そして2013年バンド生誕25周年を迎え、60&70年代のフレンチ・ホップ・ソングをセリオン流のアレンジを施した記念作品「レ・フルール・ドュ・マル - 悪の華」をリリース。 そして2007年以来となる、2013年「Loud Park '13」に参戦し、その初日となる10月19日のライブを、デジタル・オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。ヴォーカル・マスターの異名を取るトーマス・ヴィクストロムを中心に同アルバム・ナンバーからはもちろん、独特の世界観を持った楽曲を次々披露しており、機材トラブルによる開演延長で、ややライブの時間が短くなっているものの、内容は素晴らしいの一言。 01. intro 02. Ginnungagap 03. The Rise Of Sodom And Gomorrah 04. Typhon 05. Lemuria 06. Poupee de cire, poupee de son 07. To Mega Therion 08. outro [Loud Park '13 : Saitama Super Arena, Saitama, Japan 19th October 2013] ◇Personnel; Christofer Johnsson (guitar, keyboards, vocals), Thomas Vikstrom (lead vocals), Nalle "Grizzly" Pahlsson (bass), Johan Koleberg (drums), Christian Vidal (guitar) & Lori Lewis (vocals)