1970年代後半、世界を巻き込んだパンク・ムーブメントの中にありパンク・ロックの枠にとらわれず、レゲエやダブなどの音楽的要素を貪欲に吸収し、独自の個性を確立してロック・シーンに大きな影響を与えたTHE CLASH!!数あるパンク・バンドの中でも最も成功したバンドと言っても過言ではありません。名盤「LONDON CALLING」~「SANDINISTA」~「COMBAT ROCK」の流れの中、不動の4人(ジョー・ストラマー、ミック・ジョーンズ、ポール・シムノン、トッパー・ヒードン)として世界にクラッシュの名を知らしめ活動絶頂期にあると誰しもが思っていた1982年、以前からドラッグを常用していたドラムのトッパー・ヒードンがバンドから脱退(当時、バンド側はドラック問題によるヒードン脱退の理由を隠し、疲労によるものと発表した)されるというショッキングな事件が起こりました。その後、さらにはリード・ギタリストのミック・ジョーンズが脱退。 残されたジョー・ストラマーとポール・シムノンは若いメンバー3人を迎えた新体制で再出発を図るが、リリースされたアルバム『CUT THE CLAP』はメディア、ファン両者から見向きもされず、結局バンドは解散する事となりました。本作は、その後のクラッシュ崩壊の発端であり原因のひとつでもあるトッパー・ヒードンのクラッシュでの最後のステージ(オランダLOCHEM FESTIVAL)を高音質サウンド・ボードで収録した歴史的なタイトルです!!この日が最後のステージになる事をトッパー自身わかっていたのかどうかは定かではありませんが、新旧の名曲を織り交ぜたテンションの高い演奏は、まさにベスト・オブ・ベスト!!ミックのLONDON CALLINGのアナウンスの後、いつ聴いても鳥肌モノの、あのイントロ!!からラストのCLAMPDOWNまで、一瞬も聴き逃せない緊迫した素晴らしいステージが目の前で展開されているかのような臨場感!!絶対に手元に置いておきたい貴重なタイトルです!!