トレーダー間でも一切出回っていない、オリジナル・マスター・カセットをダイレクトに使用。既発盤「Big Shot」(ZION)を上回るクリアーでパンチ抜群のサウンドで収録されており、嬉しいことに既発よりオープニングが約30秒長く収録されています。既発盤は全体にリミッターがかかってるのがマイナスポイントで、ゆえに全体を通して音の定位が若干不安定に感じますが、本盤はそういった問題がないので、自然なパンチと安定感を感じさせるより優れた音で、コンサートを堪能することができます。また本盤では、既発ではカットのあったメンバー紹介も完全に収録しています(この部分は既発より20秒長く収録。)。楽音は非常に近く、当時の武道館録音とは思えない程に音が近く、また、曲中では歓声が殆ど聴こえないので、一切のストレス無く、この時期の躍動感に満ちたビリーのショウを楽しむことができます。「52nd STREET」リリースと共に前年度の秋より、大規模なアメリカ・ヨーロッパツアーを行い、鉄壁のバンドメンバーと共に、スケールアップした姿を見せてくれた1978年東京公演の超高品質ドキュメント。ツアー序盤の「The Stranger」から「Prelude/Angry Young Man」をオープニングに据えた日本公演独自のセットリストを、オリジナル・マスターからの極上音質でたっぷりと堪能することができます。1979年日本ツアーのタイトルは少ないので、本盤が決定版になることは間違いありません。音質・内容、ともに極上の一枚です!