ヴィニー・ヴィンセントを迎え、メイクアップ時代最後のツアーとなった1982年「CREATURES OF THE NIGHT TOUR」の北米レグより、大晦日コンサートとなった12月31日ロックフォードでのライブを、当時としては驚異的クオリティーによるオーディエンス・レコーディングにて収録。まずこの音源は過去よりサウンドボードか?とまで云われてきた録音クオリティーで、さらにそれを海外ファンがリマスタリングし、80年代のオーディエンス音源としては、これ以上有りえないサウンドボード・同様のダイレクト・サウンドにて。そして新生KISSとしてのセットも魅力で、70年代の代表曲が軸になりつつ、そこに『CREATURES OF THE NIGHT』ナンバーを、アルバムの半数以上となる5曲セットインさせ、これまでとは違ったヘヴィメタリックな演奏も披露。なお特に貴重なのは「Rock And Roll Hell」で、ブライアン・アダムスやジム・ヴァランスと共作した隠れ名曲とも言えるナンバーが、このツアーで演奏されたのは最初の3公演のみ。なおのちに1995年や2016年にも数回再演されてはいるものの、それでも合計で10回あるかどうかで、それがオリジネイターであるヴィニーのギターで聴けるあたり、ファンは必聴のトータル100分。 Disc 1 : 1. Intro. 2. Creatures Of The Night 3. Strutter 4. Calling Dr. Love 5. Firehouse 6. I Love It Loud 7. Cold Gin 8. War Machine 9. I Want You 10. Vinnie Vincent Solo 11. Rock And Roll Hell Disc 2 : 1. Shout It Out Loud 2. I Still Love You 3. Gene Simmons Solo 4. God Of Thunder 5. Eric Carr Solo 6. Love Gun 7. Paul Stanley Solo 8. Black Diamond 9. Rock And Roll All Nite 10. Detroit rock City [Live at Metro Center, Rockford, IL. USA 31st December 1982] Gene Simmons - Bass, Vocal / Paul Stanley - Guitar, Vocal / Eric Carr - Drums, Vocal / Vinnie Vincent – Guitar