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Various Artists Def Leppard,Michael Schenker,Bon Jovi,Warlock/Germany 1986

伝説の巨大フェス・ツアー“MONSTERS OF ROCK(以後、MOR)”。その「1986年8月31日マンハイム公演」のモンスター・セットが登場です。今回は『VOL.1』と『VOL.2』の2セットで合計6組を完全収録。HR/HMがもっとも輝いていた1986年のフェスを“丸ごと1日”体験できる超大作です!「丸ごとMORって前にもあったよね?」「ドニントンとか西ドイツとかスウェーデンとか、よく分からない」という方もいらっしゃるかも知れません。申し訳ありませんが、その辺については同時リリースの『VOL.2』の解説をご参照ください。この『VOL.1』は、それに触れてる場合じゃないほど中身が凄い。面白すぎる! まずは、そんな『VOL.1』『VOL.2』の配分だけは整理しておきましょう。 『M.O.R. MANNHEIM 1986 VOL.1(本作)』・ディスク1:WARLOCK・ディスク2:BON JOVI・ディスク3:McAULEY SCHENKER GROUP・ディスク4:DEF LEPPARD 『M.O.R. MANNHEIM 1986 VOL.2』・ディスク1:OZZY OSBOURNE・ディスク2-3:SCORPIONS 【ディスク1:WARLOCK】 一番手に登場するのは、西ドイツの女傑ドロ・ペッシュ率いるWARLOCK。そのクオリティは、素晴らしくリアルなオーディエンス・サウンド。本セットは、6バンドすべてが同じ録音家によるコレクション。最近になって登場した大元マスターからダイレクトにCD化されており、野外録音ならではの反響ゼロな詳細なディテールと極太の芯が凄まじいのです。 冒頭から素晴らしい骨太・肉厚サウンドなのですが、4曲目「All Night」辺りになると、そこにサッと晴れ渡るようなクリアさまで加わる。恐らく一番手ゆえに、PAも録音者も最初は音が定まっていなかったのでしょう。その後は、サウンドボードにも匹敵する極上サウンドで女傑の熱唱が最後まで轟く……いや、WARLOCKだけでなく、大トリのSCORPIONSまで貫くのです。まさに類い希なる超強力録音。異常なハイクオリティ・セットなのです。 【ディスク2:BON JOVI】 さて、ココからが凄い。二番手はなんとBON JOVI! “WARLOCKの次がBON JOVI”……世界に名だたる超大物ぶりを知る今となっては、考えられない流れです。「SUPER ROCK’84もあったじゃないか」と言われてしまいそうですが、本作は、かの大ヒット作『SLIPPERY WHEN WET』が出た1986年。実際、本作でも「Raise Your Head」で幕を開け、「You Give Love A Bad Name」も演奏しているのです。しかし、その後が凄い。1stや『7800° FAHRENHEIT』ナンバーが次々と繰り出されるのに、「Wild In The Streets」や「Wanted Dead Or Alive」はおろか「Livin' On A Prayer」さえ演奏しない! 「これが新曲だぜ!」と言わんばかりにセレクトされるのが「Let It Rock」で、アンコールもカバーの「I Don't Wanna Go Home」「The Boys Are Back In Town」……。レアと言えば激レアですが「そんな曲ばっかやってて良いんですか……」と言いたくなるショウなのです。この原因は、タイミング。実は、このフェスは『SLIPPERY WHEN WET』のリリースから約2週間だったのです。つまり、今でこそロック史に輝く名曲群も、ウケるかハズすか分からなかった。漲る自信などなく、何もかもがまったく手探り。そんな“1986年のリアル”に極上サウンドで立ち会えるのです(それにしても凄い……)。 【ディスク3:McAULEY SCHENKER GROUP】 そんなBON JOVIに先輩風を吹かすように登場するのがマイケル・シェンカー。アルバム1枚出していない新バンド“McAULEY SCHENKER GROUP”としてのお披露目ツアーですが、彼らがBON JOVIより格上……この数ヶ月後を思い起こすだけでゾクゾクする流れです。このショウは単独作『MONSTERS OF ROCK IN GERMANY 1986(Shades 672)』でも聴けたわけですが、今回の超クリア・サウンドだとまた格別。旧MSGナンバーのロビン・マッコーリー版が美味しいわけですが、それ以上なのがトラブル・シーン。「Cry For The Nations」の終了後、ロビンが「次は新曲Here Today - Gone Tomorrowだ!」と高らかに宣言するものの、機材がイカれて音が出ない。思いっきりズッこけた雰囲気が流れる中、ロビンが延々と約13分もの間MCで繋いでいくのです。それまでGRAND PRIXしか経験がないロビンが、(マイケルの母国とは言え)MORの大舞台でさぞや困ったろう……と思いきや、煽りやジョークをかましながらなかなかのステージ度胸。待てど暮らせど回復しない中、なぜか観客が「U.S.A.!」コールを始めるや「God damn, yankees!!」と高笑い。もっとも、そんな余裕も尽き果てるほどに長いブランクにはロビンも観客も辟易としたムードになっていくわけですが、それもまたドキュメント感。機材が復活したところで「Courvoisier Concert」を弾き始めますが、まだシンセが狂いっぱなしで雰囲気台なし。「Lost Horizons」に入る辺りでなんとかサマになってくるという、「ありゃありゃ……」なライヴが楽しめるのです。 【ディスク4:DEF LEPPARD】 さてさて、本作は四番手のDEF LEPPARDも凄い。サウンドが凄いのはもはや当然でして、必聴なのはショウの中身。片腕を失ったリック・アレンの復帰ツアーだったのです。彼が交通事故に遭ったのが1984年の暮れ。1985年にライヴはなく、1986年は8月に10公演だけ行った。本作はその最終公演であり、『HYSTERIA』の逆転劇の直前となるショウなのです。もちろん、当時は片腕のロックドラマーなど考えられず、復帰の報も半信半疑。MORでも格別の注目を集めたわけです。本作は、そんな時代の薫りがリアルに封じ込まれている。「Stagefright」での開演から喝采が贈られるものの、熱狂と言うよりは「本当に始まるんだ」「どうなるんだ?」のムードが漂う。開演の熱狂もすぐにステージの演奏を凝視するような空気に代わり、目の前の光景を友人と話し合う声がチラホラ聞こえてくる。その中で1曲、また1曲と見事なドラミングを轟かせ、健在を証明するリック。少しずつ安堵していくのかサビの合唱が増えていき、曲間にも熱狂が戻っていく……。また、セットにも当時感が漂う。おおよそ『PYROMANIA』が占めているわけですが、そこに制作中の新曲として披露されるのが「Love And Affection」! “HYSTERIA TOUR”ではほとんど演奏されず、2013年の再現ツアーまで封印される隠れ名曲が、期待の新曲として演奏される……。もちろん、若きDEF LEPPARDの生演奏版という激レアなライヴテイクでもあるわけですが、それ以上にその事実自体が濃厚な“1986年”感覚。その現場の空気感まで丸ごとクリア・サウンドで体験できてしまうのです。 以上、美味しすぎるMORの前半4組。もちろん『VOL.2』のオジー&蠍団と併せて巨大フェスの全貌を味わっていただきたいところですが、本作だけでも面白いにもほどがある。どのバンドも単に活きの良い全盛期なのではなく、この数ヶ月前でも、数ヶ月後でも味わえないショウなのです。“1986年の夏”にしかなかった薫りにむせ返る極上のライヴセット。 Live at Maimarktgelande, Mannheim, Germany 31st August 1986 TRULY PERFECT SOUND Disc 1(39:50) WARLOCK 1. Introduction 2. Earthshaker Rock 3. Shout It Out 4. Vorwarts, ALL Right 5. All Night 6. Fight for Rock 7. Burning the witches 8. True as Steel 9. Hellbound Doro Pesch - Vocals Peter Szigeti - Guitar Nicko - Guitar Frank Rittel – Bass Michael Eurich - Drums Disc 2(54:32) BON JOVI 1. Introduction/Raise Your Head 2. Breakout 3. You Give Love A Bad Name 4. Let It Rock 5. In And Out Of Love 6. Runaway 7. I Don't Wanna Go Home 8. Get Ready 9. The Boys Are Back In Town Jon Bon Jovi - Vocal, Guitar Richie Sambora - Guitar, Vocal David Bryan - Keyboards, Vocal Alec John Such - Bass, Vocal Tico Torres - Drums Disc 3(53:29) MCAULEY SCHENKER GROUP 1. Introduction 2. Armed and Ready 3. Rock My Nights Away 4. Cry for the Nation 5. Rainbreak 6. Courvoisier Concerto 7. Lost Horizons 8. Intro The Arena 9. Rock Bottom 10. Doctor Doctor Robin McAuley - vocals Michael Schenker - guitar Steve Mann - keyboards/guitar Rocky Newton - bass Boldo Schopf - drums Disc 4(62:40) DEF LEPPARD 1. Stagefright 2. Rock! Rock! (Till You Drop) 3. Another Hit And Run 4. Too Late For Love 5. Love And Affection 6. Photograph 7. Foolin' 8. Let It Go 9. Rock Of Ages 10. Wasted 11. Travellin' Band Joe Elliott - Vocal Phil Collen - Guitar Steve Clark - Guitar Rick Savage – Bass Rick Allen – Drums

Various Artists Def Leppard,Michael Schenker,Bon Jovi,Warlock/Germany 1986

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