今年も来日を果たすエルヴィス・コステロとアトラクションズが精力的なライブを行った1978年は今やオフィシャルでもさまざまな音源がリリースされたほどの時期ですが、そんな中でもこれまで一切リリースされたことがない超レア音源がこれです。4月15日のロンドンはラウンドハウスでのライブを高音質オーディエンス録音で62分に渡って収録。アトラクションズのベーシストだったブルース・トーマスがイギリス・ツアー中に指を怪我してしまい、一時的にベースが弾けなくなってしまったのですが、この時期コステロ達は彼らのプロデューサーでもあったニック・ロウをベーシストに迎えてイギリス・ツアーの残りを敢行しました。もちろん、急場しのぎでロウが参加したこともあって、すべての曲を一気に習得する訳にはゆかず、この日も最初の二曲はコステロで一人で新曲を披露することでそれをカバーしています。そして「Waiting For The End Of The World」からはロウ入りの変則アトラクションズでレアなステージが繰り広げられますが、アンコールの「Mystery Dance」では何と、シン・リジィのフィル・ライノットがベースで飛び入りするというサプライズが起きます。「Mystery Dance」はシンプルでストレートな曲調なので、フィルもすぐに演奏に溶け込んであっとう間に終わってしまいますが、コステロとフィル・ライノットという異色の共演があったことに驚かれる方も多いのではないでしょうか。しかも演奏の終了後には、コステロが「On Bass, Mr. Phil Lynott!」と紹介しているからなおさらでしょう。 音質の方も非常にウォームで演奏が大きく聴こえるステレオのオーディエンス録音であり、レアな演奏や共演がはっきりと聴き取れる驚優良音源です。しかも、元の音源では徐々に下がってゆくピッチを正確にアジャストしており、トレーダー間で出回っている音源とは比べ物にならない安定した状態で楽しめるのが大きなポイントでしょう。コステロとフィル・ライノットの知られざる共演、さらにはいつもと違うセットリストやメンバーでのレア・ライブ。 Live at Roundhouse, London, England 15th April 1978 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters) 1. Big Boys (Elvis Solo) 2. Chemistry Class (Elvis Solo) 3. Waiting For The End Of The World 4. No Action 5. This Year's Girl 6. Lip Service 7. Less Than Zero 8. Big Tears 9. Hand In Hand 10. The Beat 11. (The Angels Wanna Wear My) Red Shoes 12. Alison 13. Miracle Man 14. (I Don't Want To Go To) Chelsea 15. Pump It Up 16. Watching The Detectives 17. You Belong To Me 18. Mystery Dance (Phil Lynott on Bass) 19. Heart Of The City (Nick Lowe on Vocal) Elvis Costello - Vocal, Guitar Pete Thomas - Drums Steve Nieve - Keyboards, Vocal Nick Lowe - Bass, Vocal Phil Lynott - Bass(TRK 18)









