1973年USツアーより、6月28日フロリダはハリウッド公演が、マスター・クオリティを確信させる、超高音質オーディエンス録音で登場です。「狂気」をリリースし、それまでのツアーの演奏とは比較にならない程にタイトでスケールアップしたパフォーマンスを聴かせる73年型フロイドの最良の姿を最高音質で堪能することができます。この時期を象徴する劇的なオープニングナンバー「Obscured By Clouds/When You're In」では後のアニマルズ・ツアーを彷彿とさせるメタリックで暴力的なプレイを聴くことができます。特にWhen You're Inでの切れ味鋭いギルモアのソロは素晴らしく、必聴パートになっています。観客の喧騒の中で、呪文のようにリフレインが繰り返されるSet The Controls For The Heart Of The Sunですが、後半、フロイドのあまりのドラマチックな演奏ぶりに、騒いでいた観客が次第に押し黙っていくのが分かります。続くEugeneの前半がカットされており、5分弱しか収録されていないのが残念です。この日のギルモアのプレイは素晴らしくEchoesにおいても、存在感溢れるプレイを聴くことができます。(Echoes15分目でカットあります。)エネルギッシュで堂々とした演奏を楽しめる「狂気」は、ギルモアはギターソロも歌いまわしも色々と試しているようで、各曲で興味深いプレイを聴くことができます。The Great Gig In The Skyの女性コーラスはこの時期でしかあり得ない歌い方を披露しており、改めて驚かされます。Timeの30秒台から40秒台にかけて、微細ながらマスターに起因する音の問題が、そしてUs And Themの5分42秒でテープチェンジによるカットあります。フロイドの歴史的にもターニングポイントに当たる1973年ツアー。本当の意味での商業的大成功を手に入れたフロイドが、大会場でのプレイに次第にクールで殺伐としたムードを漂わせ始める、そんな過渡期ともいえる時期の高品質ドキュメント。 Live at The Sportatorium, Hollywood, Florida, USA 28th June 1973 TRULY AMAZING SOUND Disc 1 1. Obscured By Clouds 2. When You're In 3. Set The Controls For The Heart Of The Sun 4. Careful With That Axe, Eugene 5. Echoes Disc 2 1. Speak To Me 2. Breathe 3. On The Run 4. Time 5. Breathe(Reprise) 6. The Great Gig In The Sky 7. Money 8. Us And Them 9. Any Colour You Like 10. Brain Damage 11. Eclipse 12. One Of These Days









