過去VHS時代から流出している70’sマイルスの定番映像、1971年11月6日ベルリン公演が、08年秋にドイツの音楽プログラ「@Festival」で再放送。そのTVオンエアー・マスターからダイレクトにDVD化したのが本タイトルで、もちろん全編カラー映像、音質、バランス、音圧共に安定しており、ネット流通とは比較にならないクオリティー。よってオフィシャル・リリースでもない限りこれ以上のクオリティーのものは無いと断言。演奏の方もファンなら周知の通りエレクトリック・マイルス時代の幕開けとなる時期で、一発目の“Directions“から驚異的な音質とバランスでM・ヘンダーソンのファンク・ベースが地響きを立て、それに伴うようにのたうち廻るジャレットのエレピ&オルガンとの格闘シーンはあまりに鮮明。そして派手なパーカッションに暴走するマイルスに触発されメンバー一丸となってノンストップで突き進み、”It’s About That Time”あたりでのジャレットとパーカッションのデュエットを経て、マイルスの哀愁あふれるペットの後は一気にエンディングへ。「ビッチェズ・ブリュー」をさらにヘヴィーかつ原始的にした名演をこれだけの映像で観れるのはまさに快挙!マイルス・ファンのみならず、全ジャズ&ロック・ファンにもこの歴史的パフォーマンスは観て欲しい、永久保存版!収録時間は58分となります。