DISC:1 ●Tanglewood,Massachusetts, USA 1970.8.18 あの伝説の"At Fillmore"から2ヶ月後のゲイリー・バーツが初参加となったマサチューセッツでのライブです。鋭く切れるマイルスに絡むジャレットとコリアのツイン・キーボードの破天荒プレイに、動き捲くるアイアートのSEがこれでもかという感じです。特に"It's About ThatTime"以降の強引な持って行きぶりは痛快かつカッコ良すぎます!●Newport A Paris 1971.10.30 その大暴れぶりとメンバー全員のキレ具合では、この時期のマイルスが最高!と評するファンも多い71年のヨーロッパツアーより、10月パリでのニューポート・ジャズ・フェスの映像を30分に収めたものです。途中でカットアウトされるのが残念ながら、日々流動的なパフォーマンスを繰り広げていた時期だけにそのテンションの高さは尋常でなく、特にジャレットとマイルスの強力インタープレイや、それを煽る新加入のチャンスラーのステディなドラミングなど見所がたくさんあります。DISC:2●Tokyo Koseinenkin Hall,Japan 1973.6.19 2度目の来日の新宿厚生年金会館での名演の一部を 当時国内放送されたTV映像より収録しています。30分弱の収録ですが、やはりステージの幕が上がり鋭くも軽やかなバンドのリズムが聞こえてくる様は鳥肌ものです!断片的なライブ映像ながらやはりマイルス・ファン必見です!●Montreux Jazz Festival,Switzerland 1973.7.8 1973年のモントルー・ジャズ・フェスにおけるパフォーマンスの一部を収録。ルーカスの歯切れよい刻みとアルのバシャバシャのリズムをバックに、鋭くクールに吹き放つマイルスのプレイが異彩を放ちます。既発映像とは雲泥の差のクリアーな高画質・高音質です。プロショットで収録時間は135分です。