イタリアは「Afraka Rock Festival」に参加したカール・パーマー・バンドのショウを約1時間20分に渡って超高画質DVD収録。オーディエンスショットながら抜群のカメラ・アングルと最高のサウンドで殆どストレスなくショウの全貌を堪能することができます。先に発売され、大好評だった同会場でのキース・エマーソン・バンドを収録した撮影者によるものと思われ、エマーソン・バンド以上にクオリティの高いショットと超高音質サウンドで収録されています。カール・パーマー・バンドはギター・トリオで、キーボード抜きでELPの難曲を再現することにチャレンジしています。実際に画面を通して見ることで、バンドの魅力をダイレクトに理解し、また楽しむことができます。カールのショウマン・シップに富んだオリジナリティ溢れる迫力あるドラミングは圧巻のひとことで、オールインストながら全く飽きることなく演奏に見入ってしまいます。キーボードをあえて使わないことで、自身がELPミュージックの最重要なパーツであることを自身のバンドでアピールしようとしているようにも見えます。箇所によってはギターによる再現が無理な部分もありますが、ギターもベースも相当にテクニカルであり、実際、音楽的にも聴き応え満点です。オープニングのPeter Gunn、The Barbarianの3人が一丸となった演奏は凄い迫力で、続くHoedown後半のベースソロプレイも最高です。面白いのはTrilogyで原曲とはかけ離れた演奏ぶりがある意味相当破天荒で、非常に興味深く聴けます。独創的なアレンジのToccata、L.A. Nights、Bullfrogといった選曲も楽しさいっぱいです。あれほど激しいドラミングをしているのに曲ごとに前に出てきて「3人の顔のジャケを覚えてる?右端のいい男が僕だよ」(トリロジー)「ホワイトアルバムもってる?ビートルズじゃないよ。Works Vol.2! たいしたアルバムじゃないけどね」(作品第二番)などと面白いMCで楽曲解説するカールもやっぱり最高です。予想以上に大変楽しめるカール・パーマー・バンドのショウをハイクオリティな映像で楽しめる大推薦の一枚。メニューチャプター付きのプロフェショナル仕様で収録時間は77分となります。









