ビョークの天与の才能に関しては、いまさら触れるまでもありませんが、一人民族音楽、アニミズム、ポップ性、エレクトロニカなど、いろいろな要素が彼女の内ではひとつのコスモスとなっていることは、ご存知の通りです。さて、その要素のひとつであるアヴァンギャルドな探究心は、常に見え隠れしてますネ。彼女の出発点というべきアイスランド時代のパンク・ジャズ・バンド=K.U.K.L.の映像('86)は、今見ても新鮮かつ彼女の原点を感じさせる素晴らしいものです。シュガーキューブスではじめて知った人にはちょっと驚きですね。22分と短いながらも”遅れて来た”ニューウェイヴの資料としてビョークを抜きにしても貴重なものでしょう。 これ以外にも、94年の「PINK POP」の野外ステージや、人気作『REVERB』での2001年教会ライヴをもうひとつの軸に現在の『VOLTA』のライヴまでをミニ・ヒストリー編集で追っています。









