これまでもビートルズの武道館6月30日公演のアイテムをリリースし続けて好評を博してまいりましたが、今回も武道館初日のレア・バージョンの登場です。「また6月30日?」などと侮るなかれ、今回も貴重な映像に驚かれるのではないでしょうか。あの1978年に実現して当店からもリリースされた「たっ た一度の再放送」からちょうど十年後、再び6月30日映像が1988年の秋に再放送されました。しかもこの時の放送は特殊なものでした。それはまず放送局 が35周年を記念し、同局で放送したライブ映像の中から金字塔と言える三組の映像を再び放送したものです。それはビートルズに加えてエルヴィス・プレス リーの73年ハワイ公演、さらにマイケル・ジャクソンの87年「BAD」ツアーという三本立てでした。(番組タイトルは「開局35年記念特別番組: また逢えてよかった!! 今甦るビートルズ、プレスリー、マイケル・ジャクソン 世紀の熱狂ライヴ!!」)しかもこの時の再放送ですが、それら三組の中ではもっとも古い1966年のカラー・ビデオ映像ということで、映像技術の機関を通して画像がリマスターさ れたバージョンが放送されたのです。当店からリリースされ大好評の内にソールド・アウトとなってしまった「BUDOKAN 1966」の時にも言及しましたが、やはり1966年のカラー・ビデオ映像というのは色調の薄さが大なり小なり気になる(もちろんビデオなのでフィルムの ような退色ではありませんが)もの。それを1988年当時の映像技術を持ってリマスターしたのがこの時の放送なのです。その際には曲間がすべてカットされ た形での放送となったのは残念でしたが、さすがにそのリマスターの成果は見事なもので、現在の目で見てもシャープだが過剰でないリマスターによる発色の向 上は素晴らしいものがあります。この日の放送は、祭日とは言え、お昼からの放送でしたので、実際は、当時、見逃した方も多く、故に一般的には知名度が低い ものの、マニア間では、このリマスターされ向上した画質が話題を呼んだのでした。もっともこの時の演奏シーン部分だけは「LIVE IN JAPAN 1966」でDVD化されていたのですが、この時の番組全体を収録したのは今回が初めて。この番組全体というのが1988年というバブル絶頂期を見事なま でに反映した内容で、リマスターされた武道館映像と同じくらい見逃せない、実に面白いものです。しかもその放送から二十五年の歳月が経過しましたが、この 時の司会を務めたバブル時代の申し子とも言えた人物を筆頭として、その間に亡くなった人物が何人か登場している点は時の流れを感じさせずにはいられませ ん。それに番組自体も78年版ほどではありませんが、かなりビートルズの1966年の状況をおおざっぱにまとめてみせた点には絶句させられることでしょう。 1966年のツアー時に起きた数々のトラブルが原因でビートルズはライブ活動を中止してしまったというのに、ここでは「それらをものともせずに」と語られ ている場面などがその最たる例といえます。そして番組に間に登場する関係者の証言もまた今となっては貴重ですし、何よりも間で登場するCMもビートルズゆ かりの地にこじつけており、それでいてバブル時代全開な宣伝に言葉を失ってしまいます。今回も単なる再放送を超えた時代の息吹をぜひ懐かしんでください! Live at Budokan, Tokyo, Japan 30th June 1966 PRO-SHOT Broadcast Date: 3rd November 1988 (45:23) 1. CM 2. Introduction 3. Rock And Roll Music 4. CM 5. Documentary 1966 6. She's A Woman 7. If I Need Someone 8. CM 9. Day Tripper 10. Tokyo Hilton Hotel Documentary (incl. Official Photographer Inverview) 11. Comparison with original and remaster ("Computer Assisted Colour Collector by IMAGICA") 12. Baby's In Black 13. I Feel Fine 14. Yesterday 15. CM 16. Interview with Promoter 17. I Wanna Be Your Man 18. Nowhere Man 19. Paperback Writer 20. I'm Down









