音源ビッグ3の中でも、トップに輝くライヴ・アルバムを現代的サウンドにアップグレードさせた「DEFINITIVE MONTREUX 1970」。これは、従来から「1970年パリ公演」として知られるプロショット映像で、近年のリサーチにより「実はブリュッセル公演だった」と判明したのです。余談になりますが、ごく最近にYoutubeのBLACK SABBATH公式アカウントでも、このライヴがアップされましたが、そのクレジットは「パリ公演」のまま。また「THE ULTIMATE OZZY OSBOURNE YEARS」に肉薄する高画質ぶりも話題となっていますが、実はカットのある不完全版。結局、現在でもベスト・バージョンは「THE ULTIMATE OZZY OSBOURNE YEARS」です。この辺の無頓着さがBLACK SABBATHらしくもあるのですが、なんとも歯がゆい……。閑話休題。本作に話を戻しましょう。本作は、その定番プロショットの16ミリフィルム・バージョンです。1980年にロニー時代の初来日で沸いていた頃、ファンクラブがレコード会社から借用し、フィルム・コンサートとして上映していたもの。全長版は8曲で約1時間なのですが、このフィルムはその半分、4曲で約28分に独自編集されています。画質的には「THE ULTIMATE OZZY OSBOURNE YEARS」の究極的映像美とはまた違った、薄暗く薄紫っぽい色彩です。しかしながら、16ミリフィルムならではの味わいがたっぷり。美しさとはまた別の、“記録映像”然とした歴史ロマンを強烈に感じさせるのです。その風合いがまた、1970年のBLACK SABBATHに殊更よく似合う。これが熱狂的なファンの集うフィルム・コンサートで流されていたと想像するだけで、ぞくそくするようなスペクタクルなのです。音声も可能な限り、オリジナル・フィルムのものを修正して再現しましたが、残念ながら「Fairies Wear Boots」だけが強烈に劣化しており、途中で音が消えてしまっていました。その部分も含めた歴史感覚をお届けしようかとも考えましたが、既発のベストサウンドでパッチし、自然に観賞できるよう改善いたしました。本作は、クオリティ的なベストを求めるものではありません。それは「THE ULTIMATE OZZY OSBOURNE YEARS」で、心ゆくまでご堪能ください。しかし、クオリティとは別次元の溢れるロマンは、本作からしか味わうことができない。現代的に仕上げた「DEFINITIVE MONTREUX 1970」があまりにも素晴らしいからこそ、真逆の歴史スペクタクルも同時にお楽しみいただきたい。そんな想いを込め、この大発掘お宝映像を贈ります。今後、世界中のマニアの間で話題騒然となること必至のレア・タイトル。この映像は本当に凄いです! Rock Of The Seventies : Live at Theatre 140, Brussels, Belgium 3rd October 1970 Directly transferred from the original 16mm film (28:01) 1. Paranoid 2. Iron Man 3. Tune Up 4. War Pigs 5. Fairies Wear Boots PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 28min.









