マイケル・シェンカーが復帰したUFOは1994年6月のジャパンツアー終了後、12月からロン・ネヴィソンをプロデューサーに迎え、「LIGHTS OUT」ラインナップでの再結成後初めてのスタジオ・アルバムの製作に着手します。各地のツアーでファンの大きな支持を得てライヴの手ごたえも感じていたバンドは、充実したツアーの勢いそのままに「WALK ON WATER」を完成。'95年4月にはリリースに至ります。UFOはアルバムリリース後、7月26日のアリゾナ州フェニックス公演からアメリカツアーを開始します(なお、ドラムのアンディ・パーカーはツアー直前にバンドを離れたため、サイモン・ライトが代役で参加)。このツアーは会場の規模こそ中小の会場がメインだったものの、日程的には11月中旬まで約4ヶ月間アメリカの各都市をサーキットする大規模なもので、アメリカにおいてもマイケルを迎えたUFOの再結成が大きな評判となっていた事を証明していました。本作ではそのアメリカツアーにおいて2日目となった、7月29日のウィスコンシン州ミルウォーキー"イーグル・アリーナ"でのライヴを、優れたオーディエンス・ショットで楽しめます。このミルウォーキー公演は"メタル・フェスト"というフェスティバルに出演した際のライヴで、演奏時間は1時間弱とやや短いものの、中身の濃い充実したライヴを繰り広げているのが特徴。撮影者からステージはやや遠めながら、会場のほぼ中央から舞台の全景を収めたショットは関係者によるワン・カメラ撮影のような印象すら感じさせ、メンバーの動きや演奏の様子を偏りなくファンに楽しませてくれます。さらに高いマスター鮮度に裏付けられたシャープさやクリアネスも、映像に確かな見応えを演出しています。オープニングの「Let It Roll」はフェイドインして始まりますが、フロントのフィル・モグとピート・ウェイはいきなりパワー全開で、「This Kids」・「Out In The Streets」でもエネルギッシュなパフォーマンスを見せ付けます。もちろんマイケルのギターも冴え渡っていて、それぞれの曲ではソロ・バッキングとも優れたプレイを連発しています。特に「WALK ON WATER」からの新曲「Pushed To The Limit」と「Knock Knock」では切れ込むような鋭いフレーズを炸裂させており、調子や機嫌も良い事をうかがわせます。(ちょっと変わった見所(?)として、「Out In The Streets」の50秒目付近で、ポール・レイモンドがピアノフレーズをミスり、メンバー全員が一瞬「あれ?」となる様子も克明に記録されています。)ライヴのハイライトはメロディアスな「Love To Love」。劇的なイントロではマイケルがゆっくりとギターを左右に振るアクションも織り交ぜ、大きな見せ場になっています。さらに会場全体を巻き込んで盛り上がる「Only You Can Rock Me」に「Too Hot To Handle」では、マイケルとピートがひとつのマイクでコーラスを担当しており、ここも映像ならではの見所になっています。「Lights Out」からはライヴもいよいよクライマックス。"これをプレイしなくては終われない"とばかりに飛び出す「Doctor Doctor」・「Shoot Shoot」ではステージも客席も熱く沸騰し、アクティヴなムードに包まれてライヴは終了します。'94年の再結成ツアーを成功させ、待望のスタジオ・フルレンスも発表したこの当時のUFOライヴは、'70年代中盤にも負けない前向きで充実したパフォーマンスを楽しませます。同時期のプレス盤「LIGHTS OUT TOKYO 1994」、「FOWARD TO RETURN」とともに'90年代中盤のUFOライヴを満喫させる一本が、オリジナル・メニュー付き、マスター・クオリティの嬉しいトタイトルで登場です! Live at Eagle Arena, Milwaukee, WI. USA 29th July 1995 AMAZING SHOT!! 1. Let It Roll 2. This Kid's 3. Out In The Streets 4. Pushed To The Limit 5. Knock Knock 6. Love To Love 7. Only You Can Rock Me 8. Too Hot To Handle 9. Lights Out 10. Doctor Doctor 11. Shoot Shoot Phil Mogg - Vocal Michael Schenker - Guitar Pete Way - Bass Paul Raymond - Keyboards & Guitar Simon Wright - Drums COLOUR NTSC Approx.51min.









