ALCATRAZZの最高傑作、いや、もしかしたらグラハム・ボネットの最高傑作かも知れない1本が登場です! 先日、ALCATRAZZの「METALLIC LIVE '84」を世界最高クオリティで復刻した際、「スティーヴ・ヴァイと来日したときの映像は出さないの?」と、多くの方から訪ねられました。はい。そのお気持ち、よーく分かります。しかしALCATRAZZ2度目の来日を収めた「POWER LIVE」は、当時レーザーディスクでリリースされなかった。今までは、世界中のマニアから“最高品質”の定評ある日本盤レーザーディスクを復刻して参りました。しかし、ないものはないんですよ……。そうは言っても、「POWER LIVE」も「METALLIC LIVE '84」と同じように公式?DVDでは、かなりお粗末なクオリティ。そこは、どうしてもなんとかしたい……。そこで、総力を挙げ、当時リリースされつつ、可能な限りパーフェクトな状態のVHSマスターを探索。やっと満足のいくマスターを発見し、ここにDVDで復刻する運びとなりました。本作のマスターとなったのは、マニア中のマニアが秘蔵していたVHS。それを、レーザーディスク復刻シリーズと同様に海外メーカーへ送り、可能な限りのハイクオリティでデジタル化した1本なのです。解像度、安定性、保存性など、レーザーディスクとは数段落ちるVHSですが、今回マスターとなったテープの鮮度は驚異的。実際、本作を観ても「1回も再生してなかったのか!?」というレベルでした。正直なところ、冒頭に開演を待つ観客シーンで、画面上方にわずかな走行ムラの歪みがあります(これはもう、磁気テープの宿命。これすらないからこそ、レーザーディスクは凄い)が、それも数秒の話。開演してからは、一切の歪みがないパーフェクト・クオリティなのです。この状態のマスターを探すため、それほどの労力を費やしたことか……などという、制作側の愚痴はさておき、本当にレーザーディスクに肉薄する画質・音質。それこそギター弦の1本1本、シンバルの輝き、リーゼントで決めたグラハムのブロンドまで極めて美しい。映像関係のお仕事をされている専門家でもない限り、レーザーディスクとの違いは分からないかも知れません。 それほどのクオリティでありながら、本作の真の価値は他にある。もちろん、それはショウの内容なのです。まずなにより、歴史上でも希に見るほど大・大・絶好調のグラハム! イングヴェイ・マルムスティーンと来日した「METALLIC LIVE '84」では、豪快に外しまくった歌に「ライヴでは下手」との誤解が広がってしまいましたが、このときは、音程も声の伸びも実に実に素晴らしい。まさしく、1980年のRAINBOW来日公演に匹敵する凄さです。これを毎晩聴かせてくれたら、ロニー・ジェイムズ・ディオさえも超えられただろうに……。そして、もう1点はハードロックを弾き倒すスティーヴ・ヴァイ。グラハム&ヴァイのコンビネーションは本当に本当に本当に、奇跡的なほど素晴らしいのです。歴史の悪戯でクラシカルなギター・ヒーロー達と共演してきたグラハムですが、本来、彼の素養はコンテンポラリーなロック。しかし、彼のキャリアでギターの大英雄でありながらコンテンポラリーと言える相棒はヴァイだけでした。そして、超個性音楽家なヴァイのキャリアで見ても、その超・個性をハードロックのフォーマットで炸裂させたのは、ALCATRAZZとDAVID LEE ROTH BANDだけ。残念ながらDLR BANDにはプロショットもサウンドボードもなく、WHITESNAKEでは他人の曲ばかり弾いていた。「ヴァイ流ハードロック」のライヴを公式クオリティで体験するには、本作しかないのです。互いが互いに超・超・個性的でありながら、“本来やりたい音楽”をぶつけ合っている。そりゃあ、2人とも今でも「DISTURBING THE PEACE」をフェイバリットに挙げるわけです。その大充実感の生演奏版、それも公式クオリティなのが本作なのです。もっとも、グラハム・ファンの方には、ヴァイはあまりお好きでない方も多いでしょう。そういう方にも、ぜひご覧頂きたいのは「Suffer Me」。ステージを降りて客席にまで歩み寄る大熱演なのですが、その熱いロックといったら! 未だに「ヴァイのギターには感情がない」などと揶揄する声もありますが、この映像、このテイクを体験したら、そうは言えないはずです。70年代ロックにも負けない熱い熱い弾きっぷりは、ロック魂以外の何物でもない!!また、本作はヴァイのトリッキーな魅力も満載。スタジオ盤「DISTURBING THE PEACE」では、「シンセじゃないの?」とさえ言われた「God Blessed Video」のソロ、イングヴェイのスウィープ・フレーズをタッピングで再現した「Jet To Jet」のソロ、そして全曲でヴァイ以外の何者でもない個性を叩き込むオブリガート。すべてが“世紀の大天才ギタリスト”の名に恥じぬプレイばかりです。そして、本作の最後には「God Blessed Video」のPVもボーナス収録。これもまた、とんでもなくハイクオリティ! 「CDの音声?」かと思うような音質(DLR BANDのような台詞・効果音も入るので間違いなくPVバージョンです)はもちろん、画質もそれに負けないスーパー画質。ステレオで脳をかき回すようなリフや伝説的なギターソロのタッピングも超・超・鮮やか! ライヴ以上に手元が見えるソロシーンは必見です!!大絶好調のグラハム・ボネットと、ハードロック・モードのスティーヴ・ヴァイ。後にも先にも、これほどの才能が理想的なコンディションでぶつかり合ったオフィシャル映像は本作だけです。存在しないレーザーディスクからの復刻とはいきませんでしたが、現在可能な世界最高級クオリティなのは間違いありません。一般流通のDVDにガッカリした方、世紀の超個性の共演を最上クオリティで体験したい方、どなた様でも見過ごせないDVDの大決定盤です。ぜひ、あなたも天才鬼才の饗宴をご堪能ください! Live at Koseinenkin Hall, Tokyo, Japan 10th October 1984 PRO-SHOT 1. Intro 2. Breaking The Heart Of The City 3. Jet To Jet 4. Skyfire 5. Sons And Lovers 6. Hiroshima Mon Amour 7. God Blessed Video 8. Will You Be Home Tonight 9. Kree Nakoorie 10. Since You Been Gone 11. Painted Lover 12. Suffer Me 13. Stripper 14. Too Drunk To Live, Too Young To Die 15. Kojo No Tsuki 16. Night Games 17. All Night Long 18. Grand Finale 19. God Blessed Video (Video Clip) Graham Bonnet - Vocals Steve Vai - Guitars Gary Shea - Bass Jan Uvena ? Drums Jimmy Waldo - Keyboards PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.83min.









