WHITESNAKEの頂点映像がまさかのアップグレードです! 何百とあるWHITESNAKEライヴ・アイテムでも別格の1本、それは「1987年12月31日ウェンブリー・アリーナ公演」を収めたオーディエンス・ショット。「なんだ、客席撮影か」と侮るなかれ。パフォーマンス、クオリティの両面で、あの1988年代々木オリンピック・プールのサウンドボード「THE NIGHT SERPENT」にさえ匹敵し、オーディエンス撮影にもかかわらず、“頂点”の表現をためらわない超傑作映像。実は、以前から大定番として知られていた映像であり、過去には「RULE THE WEMBLEY」をはじめ、前日「12月30日」のオーディエンス・アルバムと併せてDVD化された「BRITISH EMPIRE」など、その都度“決定版”がリリースされてきました。これらのタイトルをご存じの方なら、客席かラインかを超えたクオリティに「そうやってアレ以上になるんだ?」と思われるでしょうが、実際に見てみても本作は間違いなくアップしている。とんでもないマスターが発掘されてしまいました!WHITESNAKEの魅力は時期によって様々ですが、キャリアの頂点と言えば、やはり「SERPENS ALBUS」。ところが、その大成功ツアーは代々木オリンピック・プールのサウンドボード以外、まともな記録がないと言ってもいい。特に映像は壊滅的。80年ヘヴィメタルの粋とも言える煌びやかなファッションや演出、アクションなど、目で見てこそ初めて真価が分かるというのに、細切れのプロショットが数曲分あるだけです。その欲求不満を一気に晴らしてしまったのが、「1987年12月31日ウェンブリー・アリーナ公演」でした。ステージに向かってやや右側からのアングルで、一切の遮蔽物がない広々とした視界で舞台の全景を捉えきっています。何より凄いのは、オーディエンスのビデオ・カメラ撮影とは思えないほどの安定感とズーム、そして画質。堂々としたショットの安定感は80年代の基準を完全に超えており、明確な輪郭で浮かび上がるメンバーの表情や各曲におけるギタリストの指捌きなど、細部までしっかりと見える。さらに発色も素晴らしく、ビデオ撮影の極めたような映像美なのです。以前の「BRITISH EMPIRE」でも、こうした美点は発揮されてきましたが、今回のアップ・マスターは、さらに画素がグッと向上。散見されたトラッキング・ノイズは綺麗になくなり、さらに色の自然さが際立つマスター・クオリティなのです。そんなスーパー映像の以上にアップしているのがサウンド。もともとパーフェクトにしか思えない音声でしたが、鮮度がグンと良くなり、音声だけで商品化してもNo.1のライヴアルバムになるレベルにまでアップしているのです!何から何までNo.1クオリティで繰り広げられるライヴは、まさに“白蛇の頂点”。単に有名なだけでなく、個性も豊かなスーパー・バンドが大ヒット曲の数々を演奏し、大成功の勢いで押しまくるライヴが悪かろうはずがない。そんな頂点ツアーは1988年まで続きますが、やはり最高中の最高となると1987年。大成功の風を全身に浴び、その喜びと誇りをもって母国に凱旋しつつも、突き進む一気呵成の情熱にも燃えている。この「1987年12月31日」とは、“成功”と“挑戦”の2つが絶頂を極めているのです。主役であるカヴァデールは随所で迫力満点のヴォーカルを連発。気持ちよく伸びに伸びるハイトーンを誇りながらも、パワフルな低域も美しく一切の枯れもない。ついに大成功を手にした喜びに溢れかえるハイエナジーぶり。カヴァデールならではのマイク・アクションも関係者撮影かのようなアップでたっぷり。とりわけ「Guilty Of Love」で魅せるシャープなスタンド捌きはキャリアハイじゃないでしょうか。そんなカヴァデールを囲むバンド・メンバーも旬の輝きがまばゆい。アイルランド人のヴィヴィアン・キャンベルとオランダ人のエイドリアン・ヴァンデンバーグという“欧州ツイン”を全面に押し出したアンサンブルは綺羅星のよう。特に映像では長身のエイドリアンはなんとも「画」になり、VANDENBERG時代と変わらぬ泣きのギターのみならず、ステージで跳躍するなど存在感も強烈。一方のヴィヴィアンも巨大な髪型に時代感を漂わせつつ、「ゲイリー・ムーアが好きなんだ!」と叫ぶようなマシンガンピッキングを連射。2人の違った個性が重なり合って泣きに泣くソロタイムのカタルシス……こればかりは天才スティーヴ・ヴァイにも無理な世界です。そこに「俺も!」とばかりに荒れ狂うルディ・サーゾとトミー・アルドリッジのリズム隊も凄い。トミーのド迫力ドラムソロはもちろんのこと、ロック・スター然としたルディは、ステージを縦横無尽に駆け巡り、エイドリアンやカヴァデールと絡みながら、スラッピンなベースを次々に繰り出す。そんな彼らをまばゆいライティングがゴージャスに彩るステージ……やはりこれは目で見なくては!そこまで派手でありながら、メロディアスなプレイでしみじみと聴き込ませる「Here I Go Again」「Is This Love」では、'70年代から脈々と受け継ぐWHITESNAKEらしさも味わえる。それは「Ain't No Love In The Heart Of The City」でピークに達し、母国ロンドンならではの大歓声と一体感が特別な盛り上がりが美しい。万雷の拍手をバックに「We Wish You Well」が流れ、ライヴの幕が余韻たっぷりに閉じられていくエンディング……WHITESNAKEファンの皆さんには、この場面をこそじっくりと味わっていただきたい。1977年にカヴァデールがWHITESNAKEの母体となるソロ活動を立ち上げて、このとき満十年。ここまで彼はDEEP PURPLEの呪縛を振り払うように戦い続け、傷だらけになりながらも前進を止めなかった。そんな彼の頭上に栄光が訪れた時こそ、このエンディングの瞬間なのです。本作に収められた約95分間は、1秒残らずWHITESNAKE史上の、いえ80年代メタルのピークです。「MONSTERS OF ROCK 1990」でさえ公式された現在、“1987年のオフィシャルがない”“プロショットがない”と嘆くのももう終わり。たとえ、永遠にプロショットが出てこなくても、本作さえあれば、“白蛇の頂点”は十分に味わえる。それほどのクオリティを誇る、歴史的頂点タイトル。 Live at Wembley Arena, London, UK 31st December 1987 AMAZING SHOT(UPGRADE)(1:34:14) 1. Intro. 2. Bad Boys incl. Children Of The Night 3. Slide It In 4. Slow An' Easy 5. Here I Go Again 6. Guilty Of Love 7. Is This Love 8. Love Ain't No Stranger 9. Adrian Vandenberg & Vivian Campbell Guitar Solos 10. Crying In The Rain 11. Tommy Aldridge Drum Solo 12. Crying In The Rain (Reprise) 13. Still Of The Night 14. Ain't No Love In The Heart Of The City 15. Give Me All Your Love 16. Tits 17. We Wish You Well David Coverdale - Vocals Adrian Vandenberg - Guitar, Vocal Vivian Campbell - Guitar, Vocal Rudy Sarzo - Bass, Vocal Tommy Aldridge - Drums COLOUR NTSC Approx. 94min.









