コレクターズ音源では、おなじみだった伝説のスウェーデン・ライヴ。再放送のせいか画質はピカピカで内容もこの時期のものでは(『OGWT'76~AUSTRIA'79~ROCKPALAST'79』)最高のものです。冒頭の暴走ポエトリー・リーディングと化す、4分位のインタビューに続きライヴは『HORSES』~『RADIO ETHIOPIA』からの曲中心でパンクというよりガレージ、 ロックン・ロール色が色濃く感じられます。 なんと言ってもほぼ30年前のパティの動きが素晴らしく、レニー・ケイとの出会いのエピソードを彷彿とさせるダンスが熱に浮かされた少女のようで感涙モノ。カヴァー曲もヴェルヴェッツ~キングスメン~ストーンズと、わかる人にはわかる偉大なるパンクの流れ。パティ・ファンは迷わず買いの1枚と言えましょう。(数箇所音がかすれますが、マスターに起因するものですのでご了承ください)