C・コリアのファン、とりわけアコースティック路線で顕著に展開される繊細かつカラフルで叙情的なサウンドに惹かれる向きには必携の音源。録音は2004年7月6日ロンドン、前半3曲はお馴染みのアコースティックバンド、そして後半3曲はTouchstone名義での演奏で、ともにオフィシャル級の極上ステレオ・サウンドボード音源でトータル78分に渡って収録。アコースティックバンドはbassにJohn Patitucci、drumsにDave Wecklという黄金のトリオ編成で、長いキャリアが凝縮した説明不要の名演。一方、後半3曲はJorge Pardo(sax/flute)、Carles Benavent(bass)、Tom Brechtlein(drums)、Rubem Dantas(percussion)というパコ・デ・ルシア人脈のバンドメンバーで構成されたTouchstoneでの演奏。1982年のレコーディングから20年以上の歳月を経て再始動した幻のプロジェクト、アコースティックの鮮やかなサウンド・イメージと、フラメンコを基調とするリズミカルなアレンジが21世紀を迎えても全く色褪せることなく、むしろ飽和状態のJazzサウンドの新境地を開拓していると言っても過言ではない素晴らしいライブ。









