エヴァンス、まさに最後の演奏となった1980年9月9日に始まったNY「ファッツ・チューズデイ」クラブでのショーより、2日目のラストライブの演奏を、マスター・クオリティー、サウンドボードにてここに。この数年前から肝炎とドラッグにより体調不良が続く中、この連続公演においては2日間は見事な演奏を披露。しかし翌11日は状態悪化のため、演奏不能となりショーは中止。そのまま自宅で親しい人達に3日間にわたり看病され、14日にジョー・ラバーバラが説得し病院に運ぶが、翌日の15日には享年51歳で帰らぬ人に。死の直前まで自らのスタイルを研究発展させ、また指がむくんで明らかに体調が悪い中鬼気迫る演奏を繰り広げたという、まさに聞いているだけに胸に迫る思い。経年劣化によるノイズや、こもり気味な部分、さらに曲と曲の合間で一部テープの切れがある箇所もあるものの、マスター・ソースは良好なサウンドボードゆえ必聴。本当に最後のトリオ名演がここに。









