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Tempest,Allan Holdsworth テンペスト/London,UK 1973

コラシアム解散後ジョン・ハイズマンが新たな構想下の中スタートさせたテンペストの貴重な1973年のライブをカップリング。まずDisc:1にはデビュー・アルバム完成後間もない、アラン・ホールズワースをフューチャーしたファーストUKツアーより、2月6日ロンドンはヒッポドロームにて行われたスタジオ・ライブの模様を、BBCオンエアーによる放送用ソースよりサウンドボード収録。そのクオリティーはラジオ放送局が所有していた放送用ディスクをダイレクト使用しているため、まさにオフィシャル・クラス!聴きどころはやはりホールズワースと、この日がライブ初参加となるオリー・ハルソールによるツイン・バトルで、特に”Gorgon”でのハードなツインリード・リフ、そして、当時としては驚異的と云える2人の超絶早弾きソロ。さらにはジャージーで14分にも及ぶ”Brothers”や、それに続くハイズマンのドラムソロをフューチャーした”Round About Golders Green”など貴重な5人編成による時期の究極のパフォーマンスを最高のクオリティーで。そしてDisc:2には同年10月2日同じくロンドン、マーキー・クラブでのギグを、この時代としては奇跡と云える超クリアー・オーディエンス・レコーディングにて1時間以上に渡り完全コンプリート収録!とにかく一聴すれば70年代初期のカセット録音とは思えない音質で、おそらくスタッフが記録用に持ち込んだテープレコーダーよりダイレクト収録したと思われるクオリティー。内容もホールズワースが抜け、オリー・ハルソールがギターとボーカルとなったトリオ編成で、彼の驚異的な早弾きは、時代を考えると、まさに奇跡的で、驚きのプレイの連続。セットリストも1曲以外は翌年リリースの2nd「LIVING IN FEAR」からで、後半はまたもやハイズマンの凄まじいドラムソロも。さらにボーナスとして同年8月25日レディング・フェスに出演した際の音源をこちらも1曲のみながら、良好オーディエンスにてプラス。貴重かつホールズワースとオリーの2人のプレイを堪能できるジャズ・ロック・ファン、必聴アイテム!

Tempest,Allan Holdsworth テンペスト/London,UK 1973

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