グレッグ・レイクが参加した1983年日本ツアーより初日12月6日東京武道館公演を2種のオリジナル・マスター・カセット・テープより2テイク、完全コンプリート収録。まずDisc:1は約79分曲中カット無しで収録してあり、ファースト・アンコールのSole Survivorからセカンド・アンコールのCutting It Fineまでをノンカットで聞けるばかりではなく、イコライズによって増幅されたサウンドとは別物の自然で、それでいて十分クリアーな音でショウの全貌を再現。この時代としては別格とも言えるスーパーサウンドで収録されており、スケール感抜群のサウンドは圧巻で、翌日のテレビ放送映像とは別物のイメージのダイナミックなもの。まずHere Comes The Feeling 終演後にはグレッグの日本語MCが聴け、その直後には衛星放送(Westwood One)を意識したアメリカ向けのMCもあり。その後はOnly Time Will Tellの場内いっぱいに広がる感動的なムードも素晴らしく、またピアノをバックにグレッグがソロで歌うThe Smile Has Left Your Eyes はレア・ヴァージョンです。そしてドラムソロも迫力満点のサウンドで収録されており、Heat Of The Momentは後半のギターソロではハウの躍動感いっぱいのプレイも。そしてSole Survivorは全体を牽引する曲中のギターがラウドに録音されており、ラストのフリーフォームのロングアドリブソロもすごい迫力で。さらに約1分30秒の間をおいてスタートするCutting It Fineの曲間も本盤では初めてノーカット収録。そして尊厳なムードのエンドパートからのストレートなDaylightへのダイナミックなメドレー演奏は圧巻。続いてDisc:2は、オリジナル・マスター・カセットより約80分同日ショーをコンプリート収録。注目はMTV司会者のオープニングMCがこのたび、初めて完全に収録されており、こちらのヴァージョンはDisc:1に比べるとやや距離を感じるものの、鮮度および分離感抜群の、十分に良好な安定した素晴らしい録音でショウの全貌を再現。臨場感はあるものの、楽音そのものは細部に渡ってはっきりと捉えられており、聴き応え満点。またDisc:1ではカットのあったThe Smile Has Left Your Eyes 終演後のハウのMCもノンカット収録。初来日公演初日を2種の優秀なオーディエンス録音によるマスター・クオリティで完全収録したファン必携アイテム。