数年ぶりのツアー再開で注目を集めたELP77年のアメリカン・ツアーから77年7月12日のボストン公演が登場。大作「ワークス」発表後のこのツアーはオーケストラを伴った大編成でのコンサートが話題となっていましたが会場によってオーケストラなしでも行われ若干セット・リストも変化していきました。このボストン公演はオーケストラなしのトリオ・ライブで演奏しておりコレクターにとってはこのトリオ編成でのシンプルなライブの方がより興味深い内容といえるでしょう。オケなしでもキース・エマーソンがGX-1を駆使して「海賊」や「庶民のファンファーレ」をこなしているのは聴きものです!当時のオーディエンス録音としてはかなり良好といえる音質クオリティも含めて今となっては貴重なライブ音源としてELPコレクターは見逃せないお薦めタイトルです!