1972年「トリロジー」発表時に行われたUKツアーより11月17日スコットランドのグラスゴーにおける、1日2回公演を、いずれも当時としては高音質なオーディエンス・マスターからほぼコンプリート収録。 いずれもセットリストはほぼ同様ながら、まずオープニングが”Bolero”のSEからスタートする、この時のUKツアーのライブ音源は限られているため、それだけでも歴史的価値のあるレア・ライブ音源といえるもの。そして”Hoedown”は、若干固い演奏ながら、続く”Tarkus”は全体のグルーブ感が最高で、グレッグの熱い歌唱、キースの切れ味鋭いオルガン・プレイと、ELPの理想系の演奏がここに。また怪獣の雄叫びで始まりクリムゾンの”Epitaph”が途中歌われ、ラストも雄叫びが入っているのも珍しいもの。さらに「トリロジー」からの” Endless Enigma”から、イギリスではBBCでお馴染み「アラン・フリーマンのテーマ」、そして”The Sheriff”に続く流れもこの時期ならでは。そして「展覧会の絵」から、アンコール、エマーソンの狂乱のオルガン・プレイが炸裂する、お馴染み”Rondo”まで聞き所は随所に。 DISC ONE : 01. Introduction/02. Hoedown/03. Tarkus (incl. Epitaph)/04. Endless Enigma/05. Alan Freeman Theme/06. The Sheriff/07. Take A Pebble/08. Lucky Man/09. Piano Improvisation/10. Take A Pebble (Conclusion) DISC TWO : 01. Pictures At An Exhibition/02. Nutrocker/03. Rondo [Early Show : At Greens Playhouse Theatre, Glasgow, UK November 17th 1972] 04. Hoedown/05. Tarkus (incl. Epitaph)/06. Endless Enigma DISC THREE : 01. Alan Freeman Theme/02. The Sheriff/03. Take a Pebble/04. Piano Improvsation/05. Take a Pebble (Conclusion)/05. Pictures At An Exhibition/06. Nutrocker/07. Rondo [Late Show : At Greens Playhouse Theatre, Glasgow, UK November 17th 1972]