1976年秋から翌77年3月まで行なわれた本ツアーより、序盤10月24日ボストン・ミュージック・ホールにおける2回公演うちアーリー・ショーを、新マスターソースより過去最高のクオリティーで2CDにて完全ノーカット収録。ヨーロッパ在住のザッパコレクターからの流出によるこの音源は、一聴するとサウンドボード並のオーディエンス・レコーディングで、時代を考えれば驚異的なクオリティー。内容、演奏もファンなら周知のとおりで、あの「In New York」の直前時期ということもあり、ハイレベルかつ、小編成ながら素晴らしいアンサンブルを披露。特にテリー・ボジオは、超絶ドラミングにヴォーカルと大フューチャー、そして短期間の在籍だったエディ・ジョブソンのテクニカルなプレイも全面に。さらには本ツアー途中まで参加だったレディ・ビアンカは「The Torture Never Stops」で、エロヴォイスをたっぷり披露し、この夜に彩りを沿えています。