1977年「Wind & Wuthering」の最終公演を翌日に控えた7月2日のスイスはチューリッヒ公演の最高音質盤登場!!高音質ステレオ・サウンドボード・マスターと当日 の極上レベルのオーディエンス録音をマトリックスさせた話題の「Zurich Revisited」を収録。1977年ツアーの流出サウンドボード録音テイクの中でも群を抜く超高音質ライン録音としてSirene時代からお馴染みの 「Zurich 1977」の欠点である、The Carpet Crawlersの前半3分間の欠落を、高音質オーディエンステイクを使用し、素晴らしい技術とセンスで補填。AUD→SBDに移行する部分でさえ、その 丁寧で繊細な処理により、普通に聴いている分には気付かない程の、実に高品質なテイクに仕上がっています。オープニングのSquonkのイントロは、長め のカウントも含め、14秒も既発より長く収録されています。元々がオフィシャル級のサウンドボード録音でしたので、観客サイドの適度な臨場感を加えること で、膨らみと広がりが感じられる、より完成度の高い音像を楽しむことができます。実際、このマスターをそのままオフィシャル・ライブ・アルバムとしても問 題ないほどの決定版に仕上がっています。冒頭、金物系を中心に、やや過剰なイコライズを感じさせる部分もありましたが、この部分は、更に適度なリマスター を施すことで、その耳につく感触を減退させ、より優れたヴァージョンに仕上げています。4曲目には珍しいInside And Outを収録。。演奏内容の素晴らしさは今更言うまでもないことですが、既発では遠目に聴こえてたいただけの歓声が本盤では大きめに録音されているので、 フィルのドイツ語とフランス語を交えながら楽しいMCでコンサートを進行させていく様子も含め、素晴らしいライブ・ドキュメントをこれ以上ないような完璧 なステレオ・ライン録音で堪能することができます。正に「Seconds Out」の完全版ともいえる一大決定版。1977年ツアーを代表する、ジェネシス・ファン必携のたいへん高品質な一枚が登場です