1978年7月14日マジソン公演をサウンドボードで収録。(音源的には有名ですが、今までパッケージ化されていません)驚異のテクニカル集団の圧巻のパフォーマンスを、臨場感抜群の超極上音質でたっぷりと堪能する事ができます。ジェネシスが「そして3人が残った」ツアーの為、ドラムはフィル・コリンズではなく、チャック・バーギが叩いています。この日のアンンサンブルは、ブランドX史上最も素晴らしく、これ以上はない完璧なものになっており、神がかりとしか言いようのない 度肝を抜かれる高速プレイの数々には本当に言葉を失ってしまいます。チャックの乗りノリのイントロ(このスタートの高揚感が半端ではありません)から始まるEarth Dance、後半のラテン・ビートでのピーターとパーシーのアドリヴ合戦、Access To Dataブレイクでのグッドソールのこれでもかの超高速32ビートフレーズの連発、The Pokeのイントロでの抑揚を効かした鳥肌もののアルペジオ、Black Moonの後半の6/8拍子で展開する鬼気迫るソロ・バトル、とにかく至極のグルーヴをかもし出す5人のアンサンブルには間違いなくノックアウトされます。この日別格に光っている凄まじいプレイ連発のグッドソールですが、残念なことに腱鞘炎のため7月下旬にリタイアしています。78年ツアー自体6月にスタートしているので在籍わずか1ヶ月間というレアな期間の今回のアイテムはファン待望のかなり嬉しい貴重なリリース言えるでしょう。まさに音質、演奏内容、レア度全てが揃ったこれ以上はないジャズ・ロック最高峰ブランドXの究極のアイテムの登場です。