1972年「Birds of Fire」リリース前となる、1972年3月27日ロサンゼルスの有名ライブ・ハウス、ウイスキー・ア・ゴー・ゴーでのショーを、FM:KPFAでオンエアーされた放送用マスターより、サウンドボードにて収録。放送用音源ゆえコンプリートではないものの、この年の夏以降はアルバムもリリースされ、本格的な全米ツアーも行っているため、各種音源も存在した中、この序盤はまだアルバム・レコーディング前でもあり、単発的なギグしか行なっておらず、残された音源もほとんど存在しなかったため貴重といえるもの。そしてとにかくやや未完成な曲構成であるためか、その分演奏は荒いながらすさまじいもので、まさに超絶プレイの応酬といえる白熱した演奏を展開。その圧倒的なパフォーマンスは1曲目の"Meeting of The Sprits"より大爆発し、度肝を抜かれる変拍子から、一丸となったすさまじいドライブ感溢れる演奏に。また逆に”A Lotus On Irish Stream”ではハマーのバランス抜群の美しいコード付けも印象的。さらに同年秋のツアーからはセット落ちしてしまった超難曲”Noonward Race”が最後に演奏されているのも要チェックで、ここでの5人のプレイはもはや神技といえるもの。1972年初期のマハヴィシュヌのすさまじさを知るにマストの必携アイテム。 1. Meeting Of The Spirits/2. Miles Beyond/3. The Dance Of Maya/4. A Lotus On Irish Streams/5. The Noonward Race [Live At Whiskey A Go Go, Los Angeles, CA, USA March 27th 1972 :soundboard recording] John McLaughlin - Guitar/ Jan Hammer - Keyboards/ Jerry Goodman - Violin/ Rick Laird - Bass / Billy Cobham - Drums