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Pink Floyd ピンク・フロイド/The Dark Side of the Moon Studio Demos

近年突如流出した驚愕の音源で、ネット上でもその真偽について激しい議論が展開された注目の音源!モノラル録音で、スタジオでマイクを立て録音したかのような質感ですが、十二分に極上と言えるサウンド。惜しくもどれも非常に短い断片的な内容ですが、聞けば誰もが驚きを禁じ得ないことでしょう。演奏の内容からしてまさに「狂気」72年初頭のバージョンそのもの。Tr1はトラベル・シークエンスと言われている段階のもの。Tr2.Timeは初期ライブバージョン同様やたらムーディーなイントロの後、ここでは恐らくロジャーがボーカルのメロディーラインをスキャット調に奏でているようで、これにはちょっとビックリ(しかしすぐにフェードアウト)。Tr5はオフィシャルバージョンのOn The Runなどで聴ける笑い声やしゃべり声のもととなったと思しきもので、当時バンドのローディーだったRoger "The Hat" Manifoldによる笑い声やしゃべり声の断片素材。後半は1971年から72年にかけて、ロンドンのアビーロード・スタジオでレコーディングされた「狂気」のデモ・トラックスを収録。全編まさにラフミックスと言った感じのサウンドで、最終形とは全く違う興味深いテイクを連続して聴くことができます。どれもオフィシャル級の素晴らしいライン録音で収録されており、DVD「Classic Albums: The Making of The Dark Side of the Moon」や、「Live at Pompei」のボーナス映像と合わせて聴くことで、当時の状況をより深く理解することが出来ます。ファンにはおなじみのデモ音源ですが、それぞれの曲でピッチを正確にアジャストしており、最良のテイクを聞くことができます。なお、Tr8.Moneyについては今回新たにロウ・ジェネレーションのニューマスターを使用し収録。以前のバージョンよりもヒスノイズの少ないナチュラルなサウンドになったほか、以前のバージョンよりも終盤部を5秒程長く収録しているのが驚きです。

Pink Floyd ピンク・フロイド/The Dark Side of the Moon Studio Demos

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