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Pink Floyd ピンク・フロイド/Animals Studio Outtakes and Rare Live

今回はアルバム『アニマルズ』のスタジオ・アウトテイクやレア・ライブをコンパイルしたディファレントなコレクターズ・エディクション。コアなフロイド・ファンからは世界中で大きな反響を呼んでいる好評シリーズより、今回2014年初頭、ネット公開されるや世界中で大きな反響を呼んだ、『アニマルズ』のレコーディング・テイク・セッションをここに一部再現。1976年6月、ブリタニア・ロウ・スタジオにて行なわれた、アルバム』の未発表レコーディング・セッションとなるもので、「Pigs On The Wing Parts 1&2 (Extended Version)」「Dogs」「Raving and Drooling」「Pigs (Three Different Ones)」の4曲を、関係者流出によるサウンドボード・マスターにデジタル・リマスタリングを施したベスト・クオリティーで収録。まずトラック1の、スノウィー・ホワイトのソロをフィーチャーした、ロング・バージョンの「Pigs On The Wingは、同音源で8トラック・バージョンも存在していた中、ここでは全く異なる別ミックス版の音源を使用。そしてその後は全て完全初登場のトラックとなるもので、「Dogs」はフェード・インではなくカウントからアコースティックなイントロが始まり、ベーシック・トラックはミックスが異なり、しかも歌い始めるのはロジャー・ウォーターズ。1974年のウインター・ツアーで、ライブ演奏された初期段階でも、すでにオフィシャル同様ギルモアのボーカルだっただけに、歌詞も一部異なるロジャーのボーカル・テイクはまさに驚き。さらにギター・ソロも中盤や後半のパートは全くの別で、特に後半はソロが一部まだ挿入されてない状態で、それ以外にもオフィシャルでは聞けないフレーズがあり、このトラックだけでも新たな発見だらけ。そして「Sheep」のプロト「Raving And Drooling」も、ベーシック・トラックも完全に異なるばかりか、ボーカルも歌詞も異なるもので、ここでは1974年のブリティシュ・ウインター・ツアー時のバージョンによるもの。最初カウントからの収録で、オフィシャルの羊のSEや、リックによるイントロのフェンダー・ローズのフレーズもまだなく、ベースのイントロでスタートして右チャンネルからキーボードの効果音ぽいフレーズが入るところなどは、「Raving And Drooling」のまま。それ以外にも中間部やエンディングのSE、ヴォコーダーによるセリフもまだなく、リックのキーボード・パートが中間部などではライブ時そのままなところも要チェック。そしてトラック4の「Pigs」も、ベーシック・トラックやミックスはオフィシャルとほぼ同じに聞こえる中、オーバーダブされたボーカルが別テイクでコーラスもナシ。またイントロのSEもなく、トーキング・モジュレーターを使用したギター・ソロもまだ未収録で、エンディングで炸裂するギルモアのギターもここでは殆ど聞こえず、別テイクによるラフな演奏といえるもの。 このように全テイク、プロトタイプというべき内容で、さらにボーナス的に1977年7月6日モントリオール公演におけるブルース・ジャムのサウンドボード・ライブなども追加収録しており、数あるフロイドのコレクターズ音源の中でも、重要性やレア度、そしてクオリティーまで、マスターピースのひとつとなり得る、ファン必携アイテム。(1CD) 1. Pig On The Wing Part 1&2 (Extended Version)/2. Dogs/3. Raving And Drooling/4. Pigs (Three Different Ones [at Britannia Row Studios June 1976] 5. Blues [Live at Montreal July 6th 1977] 6. Message From The Sheep [Field Recording]

Pink Floyd ピンク・フロイド/Animals Studio Outtakes and Rare Live

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