2006年2月に突然この世を去った英国ジャズ/プログレ界屈指のサックス・プレーヤー”エルトン・ディーン”が率いた、あの「ジャスト・アス」の進化型バンドとも言える「エルトン・ディーン・ナインセンス」の最終章となる1979年のステージをモノラルながらサウンドボードで収録したプレミア音源が発掘されました。1979年6月24日のスイスでのステージを収録した音源で彼のソロ・スタート期から活動を共にしていたマーク・チャリグやニック・エヴァンスに加え、彼には無くてはならない存在であるキース・ティペットも加わった最強布陣でのステージで最上級のフリー・ジャズ・ステージを展開しています。上記メンバーはご存知の通り、キング・クリムゾン繋がりでもあり、フリーなソロやエキサイティングなインタープレイの中にも、ジャズ・ロック的なプログレッシヴ風味も付け加えた、とてつもないメロディアスな音世界もありジャズ/プログレ/カンタベリーの枠には収まりきらないほどの圧倒的なステージになっています。これに加えボーナスには、これまた驚きの1985年クインテット期の未発表スタジオ流出音源が収録されています