デビュー前の初期PFMの決定的音源のひとつである1972年12月26日のイタリア、モデナのボボ・クラブ2000でのギグを、高音質オーディエンス・マスターにデジタル・リマスタリングを施しここに。低音、高音を調整し、中高音を浮き上がらせた、メリハリのある音質にイコライジング処理をしており、高周波ヒスもほぼ完全に緩和されており、間違いなくなくグレード・アップしたサウンドで、この時期の貴重なライブを再現。なお、モノラル・オーディエンス録音ゆえ、音に広がりはないものの、音が密集するパートでも歪みやこもりもそれ程感じられレベル。またボーナス・トラックには約6分ながら、1971年イタリアTV番組でのLa Carrozza Di HansとImpressioni Di Settembreを、モノラル・ライン録音にて追加収録。全てベスト・クオリティーとはいえないものの、この時期のPFMのライブ盤としては唯一無二の録音テイクだけに、ファンは間違いなく必聴。