70年代半ば、当時弱冠20歳のSteve Morseを中心に結成されたDixie Dregsが、Morse、Andy West(bass)、Allen Sloan(violin)、Rod Morgenstein(drums)のオリジナル4人に加え、Mark Parrish(keyboards)というラインナップで1978年に発表した代表名品と言えるセカンド『What If』をリリース。その直後の5月30日、アリゾナでのスタジオライブの模様を、放送用マスターテープよりサウンドボード収録。ジャズロック、プログレ、フュージョン、ハードロック、カントリー、クラシック、強烈なテクニックに裏打ちされた"何でもあり"のDregsサウンドは、歌心溢れるギター、バイオリン、キーボード、そしてそれを支える変幻自在のベースとドラムが紡ぎ出す美しいサウンドが一対に。音響集団Hannibalによる24bitデジタルリマスターが施されており、全編を通し正に完璧なオフィシャル・クオリティー。さらに冒頭のDJ Introからの30秒とラストのインタビューのみ、マスター欠落のためエアチェック音源にて補完というまさにパーフェクトな1枚!