カーヴド・エア全盛期のライブを奇跡的発掘!1972年8月11日、伝統のレディング・フェスティバルのステージに立ったカーヴド・エアのステージを68分に渡って高音質オーディエンス収録しています。音質は当時の野外のオーディエンス収録としてはハイレベルの高音質なものでその音源的価値は非常に高いものです。強烈なインストによるオープニング・ナンバーに続いて、ファーストアルバムより"It Happened Today" をプレイしています。2曲目は当時の最新アルバム「Phantasmagoria」からタイトルトラックを披露。"Over and Above"では変則的なリズムに 絡み合うソーニャ・クリスティーナの存在感溢れるボーカルとダリル・ウェイのヴァイオリンが素晴らしい効果をあげています。ロマンチックなロック・ナンバー"Marie Antoinette"も聴き応え満点です。テープチェンジでアコースティックなMelindaの前半は欠落していますが、「セカンドアルバム」の最後を飾った複雑な曲展開をもつ名曲"Piece Of Mind"では、 まさにカーヴド・エアの魅力全開といった感じで、圧巻のアンサンブルを体感することができます。クラシックからフォークまで多様な音楽性を伺わせてくれ、ただきれいにまとめるだけではなく、アヴァンギャルドの域まで突入する過激なまでのオリジナルな音世界は圧巻です。