『Dig Out Your Soul』リリースに伴う2009年、3年半ぶりのジャパン・ツアーより、2日目となった3月20日千葉幕張メッセ公演を、来日関連でもベストと云えるハイクオリティー・オーディエンス・マスターよりコンプリート収録。セットリストは名古屋同様、今回の定番セットではあるものの、とにかく安定感・迫力ともにカンペキなサウンド・クオリティーで、音響がさほど評価の高くない幕張メッセとは信じられないほどのシャープな輪郭の音質で、ヴォーカルも埋もれることなく非常に鮮明に収録。そして演奏もノエルは風邪気味ということでややテンションが低かったものの、リアムは名古屋同様に好調。それでもTo Be Where There's Lifeではウェンブリー初日と全く同じように最後の歌詞を間違え、ケーブルからマイクを引っこ抜くとそのままマイクを客席へ放り投げるシーンも。さらにThe Importance Of Being Idleの前では外人とリアムの愉しいやり取りもあり、始終リラックス。そして最高に盛り上がったのはやはり、Don't Look Back In Angerで、サビに突入した瞬間、大歓声とともにノエルは一歩下がりマイクを離れ、その後をオーディエンスの合唱に委ねるシーンは何度聞いても感動的。内容、クオリティーともに、この来日ツアーの中でも外すことが出来ない1枚!