2008年フジロックから5年、そしてジャパン・ツアーとしては、1991年以来22年振りとなる2013年来日公演より、最終日となる東京では追加公演となる2月10日、新木場スタジオコーストでのライブを、ハイクオリティー・オーディエンス・マスターコンプリート収録。ファンにとっては待ちに待った単独来日公演であり、その最終日もこれまで4公演同様のセットリストで、名盤『Loveless』の楽曲を中心に、粒揃いの編集盤『EP's 1988?1991』、デビューアルバム『Isn't Anything』から、そして来日ツアー直前に突如リリースされた『mbv』からの”New You”まで、30年近くに及ぶキャリアを総括したもの。しかもギター・サウンドの出力が大きいため、音のバランスが悪く、ヴォーカル等埋もれ気味だった大阪公演に比べ、ここではスタジオ・コーストというライブ会場の特性が最大に活かされており、ギターの迫力はそのままに、各パートからヴォーカルまでバランスも良好で、代名詞である轟音ギターノイズをこれ以上はないリアル・サウンドで再現。そして最終日もショーは『ラヴレス』収録”I Only Said”からスタート。フィードバックはやはりすごい中、比較的ミドルテンポのナンバーからの意外なオープニングとなり、その後3曲目で早くも新曲”New You”を披露し、大阪や東京初日ではケヴィンがイントロに納得がいかず何度かやり直すシーンもあった中、PAや出力の問題も改善されここではスムーズに。その後も1曲ごとにケヴィンはギターを持ち代えつつ、シングルBサイドの”Honey Power”などもはさみ、終盤は”Soon”から”Feed Me With Your Kiss”、そして極めつけラストの”You Made Me Realise”においては、噂の「ノイズ・ピット」が15分以上にわたり挿入され、着ている服までびりびり振動するほどのすさまじいノイズで、オーディエンスを桃源郷に誘い込んで、5日間の総決算となる壮絶なショーはエンド。さらにボーナス・トラックとして、2月8日東京公演で、ケヴィンがステージ上で使用していたイヤー・モニター音源によるライン・ソースを3曲追加収録。会場ではどうしても轟音に埋もれていたヴォーカル・ラインを、サウンドボード・レベル・サウンドが堪能できる貴重なもの。 Disc 1 : 01. Opening 02. I Only Said 03. When You Sleep 04. New You 05. You Never Should 06. Honey Power 07. Cigarette In Your Bed 08. Come In Alone 09. Only Shallow 10. Thorn 11. Nothing Much To Lose 12. To Here Knows When Disc 2 : 01. Slow 02. Soon 03. Feed Me With Your Kiss 04. You Made Me Realise [at Shinkiba Studio Coast, Tokyo, Japan 10th February 2013] 05. Soon 06. Feed Me With Your Kiss 07. You Made Me Realise [at Shinkiba Studio Coast, Tokyo, Japan 8th February 2013 (Kevin's IEM Source)] Kevin Shields - Guitar,Vocal / Colm O'Ciosoig ? Drums / Bilinda Butcher - Guitar,Vocal / Debbie Googe ? Bass