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Beatles ビートルズ/Hot As Sun Non-Release Album

1969年9月に発刊された米国の音楽雑誌『The Rolling Stone』誌に、衝撃的なスクープ記事が掲載された。その内容とは、「同年1月に行なわれた通称ゲット・バック・セッションのレコーディングの失敗の後、2月から5月にかけて、新作アルバムのためのレコーディングが行なわれた。それが、9月に新発売された『Abbey Road』であるが、もう1枚『Hot As Sun』というタイトルのアルバムも製作された。ところが、メンバーの不和に端を発した組織内部の混乱があり、完成直後のマスター・テープが、アルバムの内容に不満を持つ人物によって持ち出され、行方不明となった。そのテープは内容の価値の判る外国の悪漢の手に渡り、アップル・レコードが巨額の身代金を支払って取り戻す事態となった。交渉は成功し、テープは回収されたが、帰国時に空港のX線検査でテープの磁気の内容が消えてしまったため、リリースすることができなかった」というものだった。同じくリリースが延期され続けていたアルバム『LET IT BE / GET BACK』と合わせて、『HOT AS SUN』の存在はビートルズ・マニアに大きな興味と衝撃を与えた。この時期には、他にもゲット・バック・セッションでレコーディングされたオールド・ロック・スタンダード曲を集めたアルバム『ROCK'N ROLL』の企画話も存在する。結局、翌1970年5月に、フィル・スペクターがプロデュースして完成させた『LET IT BE』がリリースされたが、内容が漏れていた『GET BACK』と共に、幻のアルバム伝説となった。もちろん、記事の記した時期にそのようなレコーディングが行なわれた事実は確認されておらず、紙面に並んだ曲目は、当時ビートルズが演奏していたとは思えないタイトルが多く並んでいたため、ただの誤報と思われた。ところが、それらの曲が、翌年に新発売されたポールのソロ・アルバム『McCARTNEY』に収録されたり、後年になって、ゲット・バック・セッションで演奏録音されていた事実が判明してくると、テープ事件の真偽は別にして、実は関係者しか知らない情報の含まれたタレコミではなかったのかという疑念も涌いてくることとなった。

Beatles ビートルズ/Hot As Sun Non-Release Album

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