この盤で聴ける"Tomorrow Never Knows"は、イントロでタンバリンが入らないことで、容易に聴き分けが可能。それ以降もSEが多く全体の印象はステレオ・ヴァージョンに近いことや、エンディングが他のヴァ―ジョンより数秒長いのが大きな特徴。90年代後半にこのミックス違いの存在が広く知られるようになり、価格が急騰するという現象が起きました。今年(2009年)遂に、BEATLESのUK MONOミックスが正規CD化されますが、この"Tomorrow Never Knows"の収録した音源が正規CDとして世に出る可能性は今後も非常に低いと思われます。そんなUKオリジナルMONOミックスを、オフィシャルCDとはまた違った丹念な針起こしによる音質でご堪能頂けます。ちなみにDr.Ebbettsの音源ではなく、ダウンロードでもありません。もちろん針音のない高音質を実現しておりますので、鑑賞時にストレスを感じるようことはございません。