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Beatles ビートルズ/The Complete Barrett Tapes Vol.2

ビートルズの本物のスタジオ・アウト・テイクや未発表曲は、アナログ時代にはほとんど聞くことができませんでした。スタジオ・セッション音源に至ってはゲット・バック・セッション以外は皆無でした。そもそも何が残されているのかも知られておらず、ビートルズが録音した未公開のテープは、録音から10年以上、アビー・ロードの倉庫で手付かずのまま眠っていました。その倉庫の重い扉が開き始めたのは、1980年代になってからのことです。その貴重さに気づき始めた関係者の指示で、若手エンジニアであるジョン・バレット氏が、スタジオ・セッションの全貌を調査して、詳細なデータを記録する作業が行われました。その記録は、マーク・ルイソンの名著「ビートルズ/レコーディング・セッション」で活用され、1983年のアビーロード・スタジオの一般公開のイベント用で上映されたビデオ、結局企画のみで未発表となったLP「SESSIONS」等のプロジェクトに活用されることになります。そのアビーロード・スタジオで公開されたビデオで聞けたアウトテイクやLP「SESSIONS」の音源、未発表アルバムの企画段階で、会議室で視聴された通称「ボード・ルーム音源(同レーベルの『OLD BLOWN SHONE』に完全版が収録)等がブートに登場して、ようやくビートルズの未発表曲を聞くことができるようになりましたが、それでもまだわずかな曲でした。1988年になると、マニアに衝撃を与えたTSPレーベルの『ULTRA RARE TRAX』がリリースされます。誰も聞いたことがなかった本物のスタジオ・アウトテイクが、高音質で収録されていました。この音源は流出経路は全く不明ながら、通称「ロジャー・スコット音源」と呼ばれ、ここから怒涛のリリースが始まります。その後、収録レーベルをイエロー・ドッグに変えて勢いは増し、膨大な数のスタジオ・セッション音源が放出されました。最近では怒涛の奔流は、途切れ途切れのちょろちょろの流れになってしまいましたが、現在のHMCレーベルにまで引き継がれています。イエロー・ドッグは、まだリリースされていない「ロジャー・スコット音源」の部分を持っているという説や、昔にリリースした音源の編集が雑なため、マスターから出し直してくれれば細かい新登場部分が出るはずなどと、今でも期待されています。それとは全く別に1990年代末になって突然登場したのが、通称「バレット音源」と呼ばれるものです。前述のエンジニアがスタジオで作業中に、カセット・テープにダビングしたと言われているもので、当時、様々なレーベルのタイトルにばらばらに登場しました。一部「ロジャー・スコット音源」と重複している曲もありますが、初めて登場する部分が大半で、マニアに驚きを与えました、この全てを揃えるには入手困難な海外のマイナーCDものまで数多くのタイトルを収集する必要がありましたが、2005年になって、そのすべての音源と初登場の細かい音源も含んだ6枚組セットがリリースされます。早期に完売してしまった数年後に、音質をクリアにアップしたリマスター版の紙ジャケットが極少数量でリリースされましたが、やはり入手困難となりました。今回のリリースは、以前のマスターを遥かに上回る新発見の高音質のマスター音源が使用されています。従来はスタジオ・プロ用とはいえカセット・テープ由来だったため、こもり気味でヒスもありましたが、1枚皮が剥けたように鮮明で迫力のある高音質で収録されています。また以前のものより長い曲間となっており、一部では初めて聞けるテープ音や楽器の音や声も収録されていますので、以前のオリジナル盤を所有しているマニアの方も買い直していただける内容となっています。全部で15巻のテープから構成されており、「VOLUME TWO」では、第12巻から第15巻を収録。第12巻は、第1巻から第9巻までと同じく、各プロジェクトに直結した内容ではなく、セッション途中のものから後年のリミックスまで、1963年から1968年までランダムに選ばれたマスター・テープから収録されています。第13巻は、「JOHN BARRETT COMP」と名付けられ、1976年4月21日にバレットが作成したマスター・テープ”E10197”で、当時企画されていた未発表アルバム「SESSIONS」の製作のために選曲されたもの。前述の会議室での視聴にも使われたもの。第14巻は、1983年7月にアビーロード・スタジオで行われた公開イベントで上映されたビデオ用に作成された音源で、初公開の未発表曲やスタジオ・セッション音源が使用されていました。当時は会場で隠し録りしたテープを使ってアナログ盤が製作されていましたが、ここに収録されているのは、もちろんマスターからの超高音質音源です。第15巻は、解散前後に録音されたポールを除くソロの音源を収録。ジョンとプラスティック・オノ・バンドのアバンギャルドな未発表曲、リンゴのソロ・アルバムのアウトテイクやテレビ放送用に演奏だけ別人に差し替えた「オクトパス・ガーデン」、ジョージのスタジオ・セッションを収録しています。ディスク6にボーナストラックとして収録されているのは、「バレット音源」のバリエーションで、マイナーCDにのみ収録されていた微妙に異なるミックスの3曲。(3CD) DISC-1(4) "THE BEATLES - X12"01 That Means A Lot (Tk 1)from E55318-4T+pre recorded o/takes-23.2.1965 02 That Means A Lot (Tk 2)from E55322-4T-20.2.1965 03 This Bird Has Flown (Tk 1)from E57714-4T-12.10.1965 04 This Bird Has Flown (Tk 2)05 This Bird Has Flown (Tk 4)from E57716-4T-21.10.1965 06 I'm Looking Through You (Tk 1)from E57717-4T-24.10.1965 07 I'm Looking Through You (Tk 4)from E57720-6/10.11.1965 08 12-Bar Original (Tk 1&2)from E57719-4/5.11.1965 * "X-13 JOHN BARRETT COMP (to E10197- 21.4.1976)" 09 How Do You Do It? (unedited mono)from E47730-4.9.1962 10 One After 909 (Tk 2) 11 One After 909 (master edit of Tk 4 & 5)from E47730-5.3.1963 12 Leave My Kitten Alone (Tk 5)from E53615-14.8.1964 13 If You've Got Troubles (alternative original stereo master)from E55322-18.2.1965 14 That Means A Lot (mixed mono)from E55322-23.2.1965 15 This Bird Has Flown (Tk 1) - 10/12/65from E47730-5.3.1963 16 I'm Looking Through You (Tk 1)from E57714-12.10.1965 17 Not Guilty (Tk 102) - 8/12/68from E69830-12.8.1968 18 What's The New Mary Jane (Tk4 remix w/overdubs)from E69229-14.8.1968 19 Come And Get It (alternate stereo mix with double tracked vocal)from E94227-24.7.1969 20 Rip It Up / Shake Rattle And Roll (Get Back session) 21 Rock Jamming (Kansas City/ Miss Ann/ Lawdy Miss Clawdy) (Get Back session ) 22 Blue Suede Shoes (Get Back session) 23 Not Fade Away(Get Back session)from E90505-29.1.1969 24 Mailman Bring Me No More Blues (Get Back Session - no fade) from Get Back Session-29.1.1969 25 12-Bar Original (Tk 2 - complete 1965 mono mix)from E57719-4/5.11.1965 DISC-2(5) * "X-14 "1983 Abby Road Show" Video Extracts" 01 Love Me Do (Tk18) 02 How Do You Do It? (Tk2; excerpt) 03 I Saw Her Standing There (Tk2, 11&12) 04 Twist And Shout (Tk1 -RS1- 25.2.1963) 05 One After 909 (Tk 4; incomplete) 06 Don't Bother Me (Tk11&12; incomplete) 07 A Hard Day's Night (Tks2&3 - false starts; Tk9-RS2) 08 Leave My Kitten Alone (Tk5; excerpt) 09 I'm A Loser (Tk8) 10 She's A Woman (Tk1, excerpt)/Ticket To Ride (Tk2) 11 Help! (Tk5; instrumental) 12 This Bird Has Flown(Tk1; incomplete)/ I'm Looking Through You (Tk1; incomplete) 13 Paperback Writer (Tk2-RS3; 31.10.1966) 14 Rain (Tk7-RS1) 15 Penny Lane (Tk9-RS1)/ Strawberry Fields Forever (medley-Tk 1) 16 Strawberry Fields Forever (medley-Tk 7) 17 Strawberry Fields Forever (medley-Tk 26)/ A Day In the Life (with count-in) 18 Hello, Goodbye (Tk22-RS2)/ Lady Madonna (Tk4) 19 Hey Jude (Tk9; incomplete) 20 While My Guitar Gently Weeps (unedited Tk1; acoustic) 21 Because (Tk7; alternate mix with a capella first half) 22 #9 Dream (spoken intro by Ringo) DISC-3(6) * "X-15 LENNON/STARR/HARRISON"*J.Lennon P.Ono Band 1 Slow Blues 2 Fast Rocker *R. Starr 3 The Wishing Book (Beaucoups Of Blues outtake)4 Nashville Freakout (longer version)5 Stormy Weather (Sentimental Journey outtake)6 Octopus's Garden (alternate version for George Martin TV special) 7 Wine, Women, Loud Songs 8 Coochy Coochy *George Harrison 9 I Live For You 10 Dera Dera Doon 11 Gopala Krishna 12 Going Down To Golders Green 13 Get Back 1969 (George's demo for Doris Troy) 14 Pete Drake's Talking Steel Guitar Bonus:* Another "Barrett Tapes" version 15 Mr.Moonlight (LP2 Tk 4 from E53614-14.8.1964) 16 Ob-La-Di, Ob-La-Da (take 5 from E68768-5.7.1968) 17 Can You Take Me Back (from E70549-16.9.1968)

Beatles ビートルズ/The Complete Barrett Tapes Vol.2

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