1987年「Think Visual」リリース時期のUSツアーより3月7日のシカゴはリヴィエラ・クラブ公演を、オフィシャル・クオリティー、ステレオ・サウンドボード録音で1時間36分に渡ってコンプリート収録。過去に放送音源を使用したモノも存在していた中、本盤は未放送分も含めた22曲を、エアチェック盤とのクオリティーの差は明らかな、プリFMマスターを使用。ライブは前作「Word of Mouth」1曲目のDo It Againで軽快にスタート。そして前半5曲目から5トラック連続で新作アルバムからのナンバーを披露。他にも「State of Confusion」のCome Dancin'やタイトルトラックなど、まさにこの時期ならではのセットをポジティブ・ムードに溢れた勢いのある演奏で一気に。レイ・デイヴィスの魅力的な歌唱、バック陣の緩急を聞かせた演奏の素晴らしさ、そして何と言っても初期のクラシック・ナンバーを畳み掛ける後半は感動もの。