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Rolling Stones ローリング・ストーンズ/New Jersey,USA 1978

LP時代に登場した72MSGやネブワースなどと同様に、ストーンズ発掘ライブ音源の永遠、それが78年のパサイックでしょう。78年アメリカ・ツアーの開始直後に行われたスモール・ギグをサウンドボード録音で収録した衝撃の音源です。しかし「NASTY MUSIC」のような放送用にマルチトラックで収録されてミキシングを施された音源と違い、ミキシング卓からのダイレクトでラフな音質は彼らのスモール・ギグを再現するには、打ってつけな方法だといえ、その迫力満点な音質に「これぞローリング・ストーンズ」という言うべきラフでワイルドな演奏に誰もが圧倒されたものです。しかもこの音源、ツアー終了からそれほど時間が経過しない内に登場したことのインパクトも実に大きいものでした。この頃には既に78年ツアーからのラジオ放送もちらほらと流される中、全く別次元のスモール・ギグを収録した衝撃のタイトルが「GARDEN STATE ‘78」。ジャケにもツアーからのミックの姿をあしらった白黒プリント・ジャケットの中にはオフィシャルのライブ・アルバムのような編集やオーバーダビングの一切ない純度100%のストーンズ・ライブ・サウンドが閉じ込められていたのですから、このリリースには心底打ちのめされたものです。それにこの時期には78年ツアーのラジオ放送をまとめた名盤「LACERATED」もリリースされており、それと「GARDEN STATE」が78年ツアーの双璧を成していました(レキシントンのラジオ放送のLPが登場するのは80年代になってから)。放送音源の「LACERATED」が類似タイトルを生み出すのは当然だと言えるのですが、こと「GARDEN STATE」に関してはスモール・ギグの流出音源ということからコピー盤を多数生み出しました。それらは大半がLP一枚用に短縮編集コピー盤だったというのも不思議な現象です。そんなパサイックでのスモール・ギグ音源の名声はCDの時代が始まっても衰えることを知らず、まず「CAPITOL CONNECTION」というタイトルからCD版パサイック音源のリリースが始まります。このタイトルは初CD化ということから喧伝されたものですが、LPと比べてヒスノイズが目立ち、ナチュラルな音質ながら「GARDEN STATE」にあった骨太サウンドボード録音の迫力が退化してしまったようにも聴こえたものです。それをコピーしてTSPが激烈イコライズを施した「OUT ON BAIL」そしてCDで名盤のジャケを蘇らせたVGP版「GARDEN STATE」など、定期的にタイトルが刷新され続けたところは流石の名音源といったところですが、それらは何かしらの問題があり、それがLP時代からこの音源を愛聴してきたマニアにとって消えることのない違和感として残り続けています。左右チャンネルや録音が途中で終わってしまった最後の「Street Fighting Man」など、何かしらの問題が残ってしまったことに音質の違いが相まって、結局のところマニアは「オリジナルのLPが一番では?」という思いから、あのクラシックな「GARDEN STATE」LPを今もターンテーブルに乗せていたのです。そこで今回のリリースではCDアイテムにおいてどうしても蘇らせられなかった「GARDEN STATE」音質の迫力を再現することに重きを置き同LPのミント・コンディション盤から丁寧にトランスファーして改めてCD化しています。この音源はストーンズの荒々しいスモール・ギグの様子をサウンドボード録音にて捉えてみせたというだけでなく、その独特の音質にあります。中でもチャーリーとビルのリズム隊が生み出す迫力のサウンドを粘り気のある見事な音質で再現してくれるのです。ストーンズの数多いサウンドボード録音ライブの中でもこれほどまでに彼らの鉄壁とも言えるサウンドをリアルに聴かせてくれる音源はそうそうありません。それは迫力の低音でありながら、音をこもらせてしまうような煩わしいものではありません。しかしチャーリーのバスドラの音を絶妙なバランスで捉えていることから「All Down The Line」以降になると彼のバスドラの一打を合図に左チャンネルがドロップアウトするというトラブルが周期的に発生するのがこの音源のストレスとなっていました。これはチャーリーのキックにリミッターが作動したことで起きた症状だと推測されます。この問題を対処すべく、その個所をモノラル化して聴きやすくした処理は既にVGP版「OUT ON BAIL」に導入されていましたが、さらに十年の年月が経過した最新のテクノロジーによって改めてドロップアウト個所を補正して疑似ステレオ化した結果、その持病が違和感なく解消されるという驚きの状態へと進化しました!ちなみにオリジナルのSmilin’ Dork盤はがノイズを発する状態のものもありましたが、ここでは万全な状態の「GARDEN STATE」を使用することで万全を期しています。そしてラストの「Street Fighting Man」に関してはカット以降を「IN AGAIN OUT AGAIN」のオーディエンス録音を改めてつないで完全収録、内容にも万全を期しました。 Live at Capitol Theatre, Passaic, New Jersey, USA 14th June 1978 STEREO SBD Taken from the original 2LP Records "Garden State 78"(SD3957, Smiling Dork Records) Disc 1 (46:03) 1. Introduction 2. Let It Rock 3. All Down The Line 4. Honky Tonk Women 5. Star Star 6. When The Whip Comes Down 7. Miss You 8. Just My Imagination 9. Lies 10. Beast Of Burden Disc 2 (47:17) 1. Respectable 2. Far Away Eyes 3. Love In Vain 4. Shattered 5. Sweet Little Sixteen 6. Tumbling Dice 7. Happy 8. Brown Sugar 9. Jumping Jack Flash 10. Street Fighting Man STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Rolling Stones ローリング・ストーンズ/New Jersey,USA 1978

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