1970年UKクラブ・ギグ・ツアー終盤となる、10月11日ロンドンのライシアム・ボールでのショーを、近年発掘されたオープン・リール・マスターよりダイレクトにコンプリート収録。まずこの3ヶ月前にクラプトンが初のソロ・アルバムをリリースしたためか、セットリストにはそこからのナンバー”Let It Rain”も組まれており、これらは8月上旬では演奏されておらず、しかも後のようなジム・ゴードンのドラム・ソロがフィーチャーされていない最初期の初々しい演奏となっており、他にも後のドミノスのツアーとはかなりセットリストが異なっているというもの。またレコーディング中だった「Layla」から"Have You Ever Loved A Woman"や"Tell The Truth"もセットインしており、因みに"Tell The Truth"はフィル・スペクター・プロデュースのシングルと同じアップ・テンポによる貴重なテイク。そしてワウ・ペダルを駆使し、アグレッシブに弾きまくるクラプトンのプレイは、若さに溢れたこの時期特有のエネルギーに溢れており、この時期のライブをコンプリートで聞けるあたり、ファンは要チェック。 01. Why Does Love Got To Be So Sad/02. Tell The Truth/03. Blues Power/04. Have You Ever Loved A Woman/05. Keep On Growing/ 06. Nobody Knows When You Are Down & Out/07. Bottle Of Red Wine/08. Little Wing/09. Roll It Over/10. Bell Bottom Blues/11. Let It Rain [Live At The Lyceum Ballroom, London, UK October 11th 1970] Eric Clapton - Guitar, Vocals / Carl Radle - Bass / Jim Gordon ? Drums / Bobby Whitlock - Keyboards, Vocals