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Eric Clapton エリック・クラプトン/Tokyo,Japan 2.27.2009

2009年ジャパンツアーより、武道館6日目公演であり、内容、セットリストいずれもベスト・パフォーマンスの声が高かった2月27日日本武道館公演を、フロント・ローからの録音によるDATマスター使用、ハイクオリティー・オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。PAに近かったせいか、迫力、臨場感も充分で、一部WEBで流通しているソースとは別モノの、ベストと云えるクオリティーにて。とにかくツアーも残り2回、そしてもうホームグラウンドと云える武道館、そしてそこを埋め尽くした満員のオーディエンスと、全てがクラプトンにとって好条件だったせいか、この日本公演の中で一番リラックスした雰囲気で、終始クラプトンも笑顔が。そして演奏もこれまでに比べ全体的にゆったりしたペースで、あの70年代のレイドバック時期を思い起こすステージングゆえ、オーディエンスも愉しげな様子だったのが印象的。それでも”I Shot The Sheriff”や14分近くに及ぶ”Little Queen Of Spades”ではこれまで比較的ドイルにソロパートを任せていたのに対し、この日は自身がストラト特有の見事なトーンとフレーズで気迫のこもったソロを披露。またセットリストも、結局これが日本で最後のプレイとなった”Isn't It A Pity”や、大阪初日と25日武道館以来となる”Everything's Gonna Be Alright”というファンにとっては嬉しいナンバーがセットインしたのも大きなポイント。それら全てにおいて09年ジャパンツアー屈指の名演を最高のクオリティーでここに!そしてアンコールで再び登場した際には、満場の拍手の中で長期にわたるジャパン・ツアーの御礼がクラプトンから発せられ、ここでも大きな拍手が。この後豪州ツアーに向かうバンドの最後の夜をカンペキに再現した、まさにメモリアルと云えるファン必聴の1枚。

Eric Clapton エリック・クラプトン/Tokyo,Japan 2.27.2009

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