2010年5月30日から6日間連続で行われたロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール公演より、2日目となる5月31日のライブを、オリジナルDATマスターより、サウンドボード・レベルのクオリティーで2時間5分に渡ってコンプリート収録。お馴染みのソロ代表曲、ダイアー・ストレイツ、そして前年リリースされた「GET LUCKY」ナンバーを織り交ぜたツアーのセットを再現したもので、分離感豊かなダイレクトな音像でありながら、全体的にはソフトな感触のナチュラルムードいっぱいの理想的な音質で収録。味わい深いマークのボーカルとギターの音を上手く捉えており、弱音の1音に至るまでしっかりと記録された本盤は、ファン必聴。特にラストはアルバム同様の「Piper To The End」で、スコティッシュ/ケルティックな雰囲気に満ちた至高のバラードは絶品。そして押し黙って聴き入っていた観客が曲後半で大喝采する部分はあまりに感動的