元ヴァニラ・ファッジのボガード&アピスを中心に、爆音系ロックの代表アンボイ・デュークスの元シンガー、ラスティー・デイ、R&Bとロックを組み合わせたバンド、ミッチ・ライダー&デトロイト・ホイールズにいたギタリスト、ジム・マッカーティーにより結成されたUSハードロックの至宝、カクタス。解散から30年以上の月日を経た 2006年、オリジナルメンバーのボガード&アピス、ジム・マッカーティに、ジミー・クーンズ、ランディ・プラットで再結成を果たしたアメリカンレジェンドの最新ライヴとなる2010年4月10日、オフィシャルDVD「LIVE」でもお馴染みのクラブ、NYはB.B.KING'S BLUES CLUB公演が完全収録で初登場!ティムに代り、エリオット・ディーンがベースに、さらにバッキング・ヴォーカルを加えたラインナップでの演奏は、カーマインの手数の多いドラムス、ジミーのパワフルでしゃがれたヴォーカルも最高ですが、何といってもジム・マッカーティのさらに深みを増したブルージーなギターが際立つものとなっており(特に、"Muscle And Soul"でのソロはカッコ良すぎ!!)ランディのブルース・ハープもサウンドに深みを与えており、今尚、深化するバンドの姿を確認出来ます。中でも、カーマインの饒舌なドラムソロをフィーチュアした名HRナンバー"EVIL"、ハードブギー・バンド、カクタスここにありの"Bad Mother Boogie"、そしてヘヴィ且つロウな"ParchmentFarm"という本編ラストの3連発の流れは鳥肌モノです!!音質も解像度の極めて高い、最新クラブギグならではの素晴らしい録音に、デジタルマスタリングを施し、唯一の難点であったマイク系のノイズも一ケ所ずつ丹念にトリートメントした、これ以上は望めないクウォリティでのリリースです。