Jeff Beckの2009年ワールドツアーより、1/26のメルボルンと1/30のシドニー公演を、ともに高品質のオーディエンス・マスターよりデジタル・リマスタリング収録。日本公演に先立っておこなわれた豪州ツアーの3日目と6日目にあたるこの2公演、ライブ終了後ほどなくネット上に音源がアップされたため、既に入手して最新ツアーの進行を確認済みのファンの方も多いことと思います。本アイテムに収録された公演も同じソースを用いていますが、入念なデジタル・リマスタリングが施されており、単なるネット音源とは一線を画す素晴らしいサウンド・クオリティへと生まれ変わっています(特にシドニー公演の音質アップグレードぶりは半端ではありません!)。この中でひと際目を引くのは、凱旋ライブとなるTal Wilkenfeldのベース・ソロからそのまま突入する「Snake Oil」でしょう!Allan Holdsworthが在籍した伝説的なグループThe New Tony Williams Lifetimeの佳曲、Tony Newtonのうねるようなベース・ラインが印象的なこの名曲を、2009年のツアーでメインセットに投入してくるとは誰が予想出来たでしょうか?正に全ギターフリーク必聴のテイクです!シドニー公演の「Beck’s Bolero」冒頭で録音レベル調整のために音量が一瞬不安定になりますが、マスターに発生していた「You Never Know」から「Cause We’ve Ended As Lovers」にかけての音量が小さくなる問題は完璧に補正されています。