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本格的なボウイ復活を世界に知らしめた“HEATHEN TOUR 2002”の極上ステレオ・サウンドボード・アルバムが登場です。“EARTHLING TOUR 1997”以降のボウイのコンサートというと、さまざまなイベントライヴや９公演だけの“HOURS TOUR 1999”、４公演だけの“MINI TOUR 2000”といった小規模なものがメインでした。そんな中、この始まった“HEATHEN TOUR 2002”は、５年ぶりとなる本格的なワールドツアーでした。本作に収められているのは、そのワールドツアー極初期にあたる３公演目「2002年７月１日パリ公演」。ただし、３公演目と言っても、１公演目の「６月11日ニューヨーク」や２公演目の「６月29日ロンドン」は、アルバム「LOW」「HEATHEN」の全曲披露を中心としたイベント性の高いもの。つまり、このパリ公演こそが久々の通常コンサート形式、５年ぶりに世界を回ろうという王道ボウイのフルライヴ１発目だったのです。そんなキック・オフ公演は、テレビ収録も入るシークレットギグでもありました。本作は、そのテレビ収録を原点とするサウンドボード・アルバムなのです。そして、肝心要のクオリティは、まさにオフィシャル級サウンドボード。録音が完璧ならミックスも完璧。ライン特有のド直球ぶりもさることながら、会場の熱狂もていねいに重ねられ、まったくもってオフィシャル・ライヴ盤のような仕上がり。実際、2002年当時に「PARIS GIG」としてリアルタイム・リリースされた際には、専門誌から「度肝を抜く完璧なライン録音でショウを丸ごと完全に収録した逸品」と激しい賞賛が贈られました。もう何度も、何度でも「完璧」を重ねるしかないクオリティで繰り広げられるショウは、王道ボウイのベストセレクションがずらりと並ぶ壮観なもの。前述した通り、本作の前の２公演は“アルバム「LOW」「HEATHEN」の全曲披露”をテーマにしており、実験に対する気迫やインパクトは絶大だったものの、ショウの流れとしては、やや窮屈そうでもありました。その点、本作も当時の新作「HEATHEN」をメインに据えてはいるものの、“全部歌わねば”という縛りがない。実際、当時シングルカットされていた新曲「Slow Burn」辺りは演奏して当然のように思えますが、高音がキツかったのか本作ではオミットされており、好きな曲を好きなように組み、自由でノビノビと歌うボウイがいる。それでいながら、テレビ収録であること、久々のワールドツアーのキックオフ公演であることの緊張感が良い影響になっており、キビキビとした気合いも爽快なのです。“アルバム再現”にこだわらない通常ライヴだからこそ、豪華なヒットパレードも美味しい。ショウの後半は怒濤のラッシュ。新曲の「Afraid」から「HUNKY DORY」の「Changes」、「YOUNG AMERICANS」の「Fame」、ベルリン時代の代表曲「"Heroes”」へと、年代を自在に飛び越えてのグイグイと引っ張っていく。さらにアンコールは“21世紀ボウイ”を強烈に印象づける「Everyone Says 'Hi’」、「Hallo Spaceboy」が90年代の代表曲なら、続く「Let's Dance」は80年代の代表曲で、ラストに控える70年代「Ziggy Stardust」の大団円へ向けてまっしぐら。まさに王道、まさにボウイ復活！を宣言するのに相応しいショウなのです。久々のワールドツアーへ向けて準備万端、気合い十分で臨んだライヴを、極上のステレオ・サウンドボードで捉えきった１枚。“2002年のボウイ”を知るには、まさに打って付けのライヴアルバムです。特別なコンセプトのインパクトはないかも知れませんが、クオリティこそが特別、パフォーマンスこそがインパクトたっぷりの１本。ぜひ、この機会にお試しください。 Live at Olympia, Paris, France 1st July 2002 STEREO SBD Disc 1(54:33) 01. Stay 02. I've Been Waiting For You 03. Breaking Glass 04. Cactus 05. Slip Away 06. China Gir 07. 5:15 The Angels Have Gone 08. Fashion 09. Be My Wife 10. Ashes To Ashes 11. Afraid 12. Changes Disc 2(44:41) 01. Fame 02. "Heroes" 03. Heathen (The Rays) 04. Everyone Says 'Hi' 05. Hallo Spaceboy 06. Let's Dance 07. I'm Afraid Of Americans 08. Ziggy Stardust David Bowie - vocals, guitar, saxophone, harmonica, stylophone Earl Slick ? guitar Gerry Leonard ? guitar Mark Plati - rhythm guitar, bass guitar, keyboards, backing vocals Gail Ann Dorsey - bass guitar, backing vocals Sterling Campbell - drums Mike Garson ? keyboards Catherine Russell - keyboards, percussion, backing vocals STEREO SOUNDBOARD RECORDING

拡大表示	David Bowie デヴィッド・ボウイ/France 7.1.2002 販売期間: 価格: 1,940円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる