近年、ネットを介して登場したジャニス・ジョプリンの貴重なライブ音源2種を最高レベルのステレオ・サウンドボード録音で収録。まずディスク1にはビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーの1968年6月16日、サン・フランシスコはフィルモア・オーディトリアムでのライブを約50分収録。鮮度抜群の最高音質で収録されており、あまりにオンな録音のため、潰れる一歩手前のサウンドですが、ゆえに音の塊が迫力満点で迫ってくる様で、このラフミックスそのままのピュアな音像はパフォーマーの魅力をダイレクトに伝えてくれます。ディスク2には新たにコズミック・ブルース・バンドを結成したジャニス・ジョプリンの、1969年2月12日、ニューヨークはフィルモア・イーストでのステージを約57分収録。ディスク1に比べると落ち着いたややフラットな音像で、若干くぐもったようなステレオ・ライン録音です。