テキサスのガレージ・ビートからロンドンのアート・ロック迄、先鋭的なサウンドのゴッタ煮の様相を呈したサイケデリック・カリフォルニアで、ヴァニラ・ファッジと共にオルガン・ハードの先駆となったアイアン・バタフライのデビュー・アルバム「HEAVY」リリース以前の最初期サウンドボード・ライヴとしてファン必携の1967年LAはギャラクシー・クラブでのライヴが初登場!!彼等の代表作2nd「IN-A-GADDA-DA-VIDA」B面でのいかにもUSヘヴィ・サイケデリック・ハード然とした大曲志向はまだ無く、オリジナル・ラインナップによる、タイトなリズム・セクション、サイケデリックなオルガン&ギター、そして熱くハードなヴォーカルによる、コンパクトな演奏となっており、サイケデリックながら軽快さも併せ持ったヘヴィネスとソリッドな切れ味が同居する、この時期ならではの演奏となっております。デビュー作からの6曲に加え、後に3rd「BALL」に収録される"Real Fright"、"Filled With Fear"、"Lonely Boy"のアーリー・ヴァージョンも既に演奏されている等、非常に興味深い内容となっており、中でもライヴならではのノリのロングヴァージョン"Evil Temptation"でのプリミティヴな演奏は聞き物です。ボーナストラックとして、さすらいのギタリスト、マイク・ピネラ、キャプテン・ビヨンドを結成するライノ&リー在籍時の最終ラインナップでの1971年1月24日スウェーデン公演から、25分にも及ぶ、代表曲"In-a-gadda-da-vida"をオフィシャルクウォリティのサウンドボード音源を使用&デジタル・リマスタリングを施した決定版クウォリティで追加収録!!