1988年アムネスティ・インターナショナル主催のヒューマン・ライツ・ナウ!」ワールド・ツアーより10月15日、アルゼンチンはブエノアイレスで行われたライブよりスティングのライブを80分に渡り超高音質ステレオ・サウンドボード録音で完全収録。抜群の演奏力を擁した超絶バックバンドと洗練されたステージを展開するスティングのライブは聴き応え満点。この時期、ベースは女性ベーシスト、トレイシー・アンワースが務めており、彼女の高品質なテクニカルプレイも聴き所のひとつになっています。オープニングは当時の新作「Nnothing Like The Sun」一曲目のThe Lazarus Heart。ライブもアルバム同様に、スペイン語圏を念頭に置いたワールドミュージック・テイストなものからスケールの大きなロックまで、実に多彩な内容の演奏を披露しています。Fragileはミニアルバムでもリリースされたスペイン語ヴァージョン。Driven To Tearsからスタートするポリス・カバーの高品質な演奏は聴き応え満点です。スティングは流暢なスペイン語MCで場を盛り上げます。ラスト2曲のEllas Danzan Solas (Cueca Solas) はピーター・ガブリエル、そしてEvery Breath You Takeではブルース・スプリングスティーンとの競演を聴けます。