2010年、“Troubadour Reunion Tour 2010”と銘打っておこなわれたCarole KingとJames Taylorの共演ツアーより、3公演のみがとりおこなわれた来日公演の初日にあたるステージを、臨場感満点の高音質オーディエンス録音にて完全収録。およそ1時間の第1部セットがディスク1に、20分の休憩を挟んで再開された第2部セット+アンコールがディスク2に収録されています。記念すべきジャパン・ツアーの封切り公演、この武道館初日公演は会場の音響があまりよろしくなかったため、座席によっては残念な音質で鑑賞せざるを得なかったファンの方も多かったことと思いますが、本タイトルにはアリーナAブロック最前方から録音されたオリジナル・マスターが使用されており、Danny CorchmarのギターとRuss Kunkelのドラムスの生音をくっきりと収録、もちろんキャロルとジェイムスのヴォーカルも抜けることなくはっきりと聴き取ることが出来るという優良な音質へと仕上がっています(低音はややぼやけ気味ですが)。全編を通して大御所二人がステージを共にするというファン感涙の歴史的なライブ、この武道館初日公演では、今回の来日3公演で唯一『JT』収録の「Your Smiling Face」がセット・イン、また客からのリクエストに応じる形で「Pleasant Valley Sunday」を演奏しようとする(完奏はされていません)等、ファンには聴き逃せない内容となっています。